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いま、改めて富士山を知る――。著者の「富士山もの」の掉尾を飾る傑作。 霊峰富士に対する民間信仰は昔からあるが、急速に大衆化したのは「富士講」の始まった天正年間である。しかし、大衆化は同時に信仰の俗化、形骸化を招いていった。富士講の荒廃に反発する行者・月行に見出され、のちに富士講中興の祖と称されるまでになった身禄の、感動的な波乱の一代を描いた長篇歴史小説。
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Posted by ブクログ 2013年08月18日
断食をして死を迎えられる人がどれだけいるだろうか。 作中に、瞑想をして時には自分だけのこと、時には父だけのこと母だけのこと兄や弟だけのことを考えてみなさいという教えが出て来るがたまにはそうやってみるのもいいかも。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
富士講300年。霊峰富士への日本人の思いを描く 「富士山もの」の掉尾を飾る傑作。享保十八年、吉田口の岩穴で入定した行者・身禄の感動的な生涯を通じ、富士への想いを描いた長篇歴史小説
Posted by ブクログ 2011年04月18日
富士山に対して、いい印象を持ってなかったけれど、そんな自分を少し反省。神聖な気持ちで、今年は富士山に登ろうと思う。
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