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Posted by ブクログ 2018年02月19日
苦沙弥先生のような自若の中に天然を併せ持った性格は個人的にツボだった。そこに迷亭の飄々とした性格が合わさると尚面白い。
高度な教養から高度な洒落が放たれて、反応できない所が多過ぎたが、漱石の俗人を寄せつけない天才肌を感じられて面白い。
猫に人間哲学を啓蒙された気分になった。人間を皮肉っているが厭...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月20日
表紙がわたせせいぞうさんの絵の本だったのですが見当たらないのでとりあえずこの本で書きます。
何度か読み始めては最後まで読むことが無かった本です。久しぶりに手にとって読み始めたら面白いのなんの!以前読破出来なかったのは自分の精神年齢(と実年齢)が低かったせいだろうなあと思いました。
それにしても...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月19日
読むのにどれくらいかかっただろう。
2ヶ月弱か?
中学か高校の『こころ』ぶりの夏目漱石
いつも帰国した時にテキトーに本を買い漁って読むんだけど、ついついその時のセルラン上位の読みやすいが後味少ないいわゆるライトノベル…?というのか?に飽き飽きして、ちょっと文学を読んでみた
結果的にめちゃくちゃ時...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月01日
猫から見た視点で、主人や友人など人間世界の様子が綴られている。人間は、滑稽だったり、妙だったり、おもしろいそうだ。当時の日本で文明が進むことにより起こる弊害を風刺しているようで、今の日本にも通じるところもあるみたいに思えて驚いた。この猫は、随分かしこくて、まるで悟っているように見える程だが、主人や友...続きを読む
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