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Posted by ブクログ 2023年10月12日
科学的描写の細かなことに驚きながら読んだ。その点では比類なき名作と呼んで然るべきだろう。
ただ、あとがきにある通り登場人物も科学的描写を裏付けるいちパーツでしかなく、ゆえに人間味が感じられない味気ない描写が多い。私は、正体不明のウイルスに不気味な怪人のような人間性を感じながら読んでいたのだが、それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月03日
ドキュメンタリー調というだけあって、人物の掘り下げは浅く出来事を刻々と描写していく。
それでも名作の期待を裏切らず、飽きずにどんどん読ませるスリリングな展開がすごい。
話の終盤へ読み進めて行く途中、この残りページ数でまとまるん???と心配になりましたが、きちんと終わりました。
思ったよりあっさりと...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月16日
#日本SF読者クラブ 「未知の病原体」もの。昔、TVで映画版を見た記憶がある。50年以上前に書かれたマイケル・クライトンの出世作でもある。描写に時代的な古さを感じさせるところがあるが、物語としては良くできている。小松左京の「復活の日」をヒントにしてるともいわれるが、架空の報告書の体裁で書かれているの...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月06日
『アンドロメダ病原体』マイケル・クライトン 著。
原題"The Andromeda Strain" Michael Crichton
*
軍の人工衛星がアメリカの小さな町に落ち、そこに未知の病原体が付着していた…。
そこで、秘密裏に作られた組織がこの病原体を解明するサイエンス・フ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月08日
5日間の事柄を報告書を読むという形式で、
実際に起こった事件かのよう。
地球外生命というのは宇宙人だけではなく、
脅威はもっと多様です(ストーリーはシンプル)。
『「すべてが解決だ。われわれのトラブルは終わったよ」
これはとんでもない思いちがいだった。』(P402 4行目)
サクサク読めて「ココまで...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月24日
❖前半部、事件発生からその原因であるらしい未知の病原体を解析するための秘密施設の紹介まではゆるいテンポ、後半部は物語が徐々に加速していきスリリングな展開に惹きこまれた。様々な書式(報告書・交信記録他)、図形(地図・グラフ・病原体の構造図)を多量に組み入れ、ドキュメンタリー風な強面(スタイル)を巧く装...続きを読む
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