バイロケーション

バイロケーション

726円 (税込)

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画家を志す忍は、自分と同じ人間が現れる奇妙な事態に遭遇。同じ境遇で悩む人々は、それをバイロケーションと呼んでいた。新たな二重存在を提示した、第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞の新感覚ホラー!

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バイロケーション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月09日

    自身と同じ容姿、行動を取るもう一つの存在「バイロケーション」。 いつの間にか顕れ、そして消えていく自分のコピーを目の当たりにし恐怖に怯える主人公・忍。 突然訪れた日常の破綻に手を差し伸べてきたのは同じくバイロケーションに悩まされる人達で組織された「会」彼らはバイロケーションの存在の抹消を目指していた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月21日

    一気読みしてしまった。

    ドッペルゲンガーと似て非なるバイロケーションという
    設定は、突っ込みどころもなくはないけど
    少なくとも作中一貫してブレずに小説の土台として
    このネタを余すところなく使いきっているので
    自分としてはこういうものだと納得して読めたのが
    読後の満足感につながっている気がする。

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    Posted by ブクログ 2012年12月06日

    ホラー小説大賞、長編賞受賞作。
    受賞時は20代やったんかな。

    途中で意味が分かった時の、
    あの鳥肌は忘れられへん。
    確かにホラー。こんな…こんな感性、アリかよ?

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    Posted by ブクログ 2012年08月12日

    正直、裏表紙のこの解説ではあまり惹かれなかったのですが、長編賞受賞という言葉に惹かれて買ってしまったこの作品。ドッペルゲンガーとは異なる、といっても自分そっくりサンと出会って
    ドタバタ騒動が起きるんだろうとなめていました。が、が、が!

     
    あらぬ容疑で警官である加納に突き出された忍は、彼の車で高級...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月20日

     ドッペルゲンガーの小説を読んだことが無かったので、バイロケーションという設定のどこが具体的に新しいのか正直分からないのだが、終盤のに入った段階で、このドラマを作る上でこの設定が無くてはならないものだったと気づく。大きなオチに当る部分(と考えていたもの)が中盤に仄めかされてしまうので、「え、なんで?...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月19日

    バイロケーションという設定があまりにも作りこまれている感が強くまた説明不足かな、と思うところもあったのですが、いろいろと面白味の多い作品でした。

    主人公と同じくバイロケーションに悩まされる人が集う会に主人公も参加するわけですが、その会の秘密主義があまりに徹底されていて謎だらけの展開に導入も早くて話...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月20日

    設定がかなり強引な気がした。
    いろいろ都合良く決められている。
    途中、かなりこんがらがってきたけど、ちゃんと最後に謎解き(?)があって、ああ、そうなのかと納得したようなしないような。
    でも、面白かったか面白くなかったかと訊ねられたら、面白かったと答えると思う。
    続編があるみたいなので、そちらも読んで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月08日

    ドッペルゲンガーとか分身的な存在、バイロケーションを巡るお話。ジャンルはホラーだけど中身はホラーというよりミステリな感じ。

    ホラーというジャンルにしては、設定が細かく、超常現象への恐怖というより、それに対するそれぞれの考え方に焦点を当てている様に感じた。

    読んでいるうちに語り手や登場人物達が本体...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月03日

    角川ホラーからの刊行ですが、めっちゃミステリー。

    とういえば映画化してなかったっけ?その後話題を聞かないということは失敗したのかしら??

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    Posted by ブクログ 2014年02月19日

    実はホラーミステリー。
    設定がおもしろそうで購入。オチは期待外れの気もしましたが、ラストは…多少予測どおりとはいったものの、なかなかおもしろかったです。

    途中、まわりくどいとかいうか、スッキリしないというか。伏線張りきれてない感じはありましたが。

    読みどころは、この“もうひとりの自分”という現実...続きを読む

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