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ウィーン精神分析学会の中核メンバーとして活躍しながら、やがてフロイトと袂を分かったアドラー。彼の残した心理学は「個人心理学」とも呼ばれ、『嫌われる勇気』のヒットに象徴されるように時代を超えて共感を生んでいます。本書はそのアドラーの考えをもとに、カウンセリングを重ねてきた著者が、現代人の悩みにズバリ答える本。自分自身のこと、友人との関係、職場の人間関係、恋愛、夫婦や親子関係……。様々な具体的シーンを設定し、困ったことをアドラーの教えで解決!
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Posted by ブクログ
岸見先生のアドラー心理学の本を読み重ねている。この本も良書だと思う。具体的な相談内容について、アドラー心理学に基づいて岸見先生が答え、その中でアドラー心理学の考え方を説く、という形式を取っている。非常にわかりやすく、具体的な相談事なので、とても興味を持ちながら読み進めることができる。友人、職場、恋愛...続きを読む、夫婦関係などいろいろな場面ごとに章分けされているが、その中でも、親子関係のパートが全体の半分近く割かれている。それだけ親子関係で悩んでいる人が多いということなのだろう。
■行動の目的を見ることがアドラー心理学と他の心理学を峻別する特徴 ■アドラーは性格は遺伝や環境などによって決められたのではなく,自分で決めたと考える。 ■対人関係における信頼というのは,信じる根拠があるときだけ信じるのとは違い,無条件で信じる,或いは,信じる根拠がないときにこそ信じるということ。 ■...続きを読むアドラー心理学では無条件に信じることを「信頼」といい,信じる根拠があるときにだけ信じるという意味の「信用」と区別する。 ■怒りは人と人を引き離す感情。 ■実質的に迷惑をかけるわけではないが,さりとて,適切とは言えないような行動をアドラー心理学では「中性の行動」という。 ■「中性の行動」に対しては本人の意思を尊重し,頼まれもしないのに介入していく権利はない。 ■「中性の行動」への3つの対処法 ①自然の結末に委ねる ②社会的結末に委ねる ③結末を経験する前に話し合いにより結末を予測する援助を行う ■「今ここに生きよう。するべきことやしたいことがあっても,できることから始めよう」
アドラー心理学は現実的、実践的です。一般に知られている劣等感の代償の話ではなく、ここにあるのは社会の中での生きやすさへの有効な方法、考え方です。現代社会にとってますます必要とされる分野が昔からあったのは灯台下暗しです。
深刻な問題や悩みは、じつは思っているよりもシンプルであることを示してくれる。 課題の分離(それは誰の課題か、誰が責任をもつべき問題であるのか)や、〈原因〉ではなく〈目的〉を自覚すること、また、思いを正確に言葉にして伝えることを通じて、複雑にもつれた(ように思える)問題がほどけてくる。 問題を誤...続きを読む解したまま悩み続けても答えは出せないが、この本は、悩みの具体例に答えていく形で、問題を正確に把握することを教えてくれる。そうなれば、あとは自ずと答えは見えてくるはず。「深刻に」悩むのではなく、「真剣に」取り組めるよう援助してくれる。 著者と著者の父親とのエピソードは、私自身の親子関係の今後を予見させるような気がして、感慨深い。 また、様々な立場からの悩みをとりあげているので、たとえば親は子どもがどんなふうに悩んでいるのか、子どもは親がどんなふうに悩んでいるのか、一冊通して読むことで、相手の立場からの悩みを知り、考えることもできる。 ある意味では厳しく、しかし優しさに溢れた、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる本。
「あなたはいい人」といわれたから、自分がいい人になるわけではない。 何とかなるかどうかはわからないけど、何とかならないわけではない。とにかくできることをやろう 今ここに生きよう。するべきことやしたいことがあっても、できることから始めよう
自分、友人との関係、職場の人間関係、恋愛、パートナーとの関係、親子関係でアドラーならこう考える。こう行動すると楽になると、具体的な質問に答える形で示してくれている。 自分の問題と他の人の問題を切り離して考え、自分ができることをやって行こう。
職場、夫婦、親子などで困ったことが起きた時にアドラー心理学ではどういう考え方で乗り切るのか、ケース毎に解説されている。「今ここ」を大切に生きることと「誰の問題か」を考えることで、多くの問題に対処できそう。
やっぱり、おもしろい。おもしろいねんけど、なぜか後半別のひとが書いたのかと思うくらい、読みづらかった。 アドラー心理学は、たったいまから、この自分がどうするか。それを語っている心理学だと思います。もっともっと深く知りたくなる。
情や執着を捨てて、問題が誰のモノか割り切って見るコトで、楽になっちゃおうみたいな感じ。こういうコトは、精神的に弱って困っている時には難しいから、困る前に心に余裕がある時から心がけといた方がイイと思う。 それから、思っているコトはちゃんと発言しておくこと。グジグジと心の中で恨んでも、問題は解決しないし...続きを読む、精神的に不衛生。
嫌われる勇気を読むことで得た価値観を再確認できた。 怒りは相手との関係を(特に中長期的に)マイナスにするだけであり、自分が怒らないことと、相手の怒りや憎しみや侮蔑を感じても、言われている内容にだけ注意して正しいと思うことを取り込む材料にすれば良いだけで、感情で反応して疲弊しないこと。 あらゆる対人関...続きを読む係の問題は、一方が他方の課題に土足で踏み入ることによって生じる。友人でも、夫婦でも、親子ですらも、相手の人生の重大な決断に介入せず、大切な相手に対しては、頼まれれば援助する意思を明確に示しつつ、相手の人生の決断を応援するところまでを限度とすること。
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岸見一郎
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