天城峠

天城峠

495円 (税込)

2pt

4.0

修善寺から下田行のバスに乗り、季節はずれで客もない温泉場をいくつも抜け、湯が島を越す……。若い頃、放埒がもとで妻子と別れた、芝居の裏方の録太郎は、若い役者啓三と一泊旅行。病弱の録太郎に若者のような明日はない。来し方行く末に想いを馳せながら、録太郎は最後の煙草に火をつけた……。表題作ほか池波文学の原点ともいうべき気迫に満ちた初期短編6編。

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天城峠 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    長編時代小説の作家だという印象が強いですが、短編小説もいいですね。
    それぞれの人生、思いが語られた、味わい深い小説です。

    0

天城峠 の詳細情報

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