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熊が徘徊する里山の森の一角に個人で立ち上げたワイナリーとレストラン。その道のプロの誰もが無謀だと断言した素人ビジネスが、なぜ客を呼び寄せ、成功に導かれていったか? ビジネス上の計算はなくとも、やりたいことのコンセプトは明快にあった。里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら、暮らしを成り立たせる、それが里山ビジネス。拡大しないで持続する、愚直で偽りのない生活と共にあるビジネスとは? グローバリズムの嵐の中での日本人の生き方を問う一冊である。【目次】はじめに――眺めのよいワイナリーから/第一章 素人商売事始め/第二章 ワイナリーを起業する/第三章 里山のビジネスモデル/第四章 拡大しないで持続する/第五章 グローバル化は怖くない/あとがき――桑の木とブドウの木
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
農産物の「ブランド認知」には同一作物の大量生産が必要なこと。
その一方で、本来その土地の農産物の「旬」とされる時期には別の土地からの農産物が流通されていること。
頭の中の疑問がくっついた本。
大きな利益は算出できなくても、自然と共存するための農産業。
そこに携わる人々の職人意識。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月02日
玉村さんらしい、ご自身の経験を細かく教えてくれる本で、長野県の山の土地を開いて、ワイナリーを作った体験談。ワイナリーを始めるのにお金がかかること(免許を取ろうとするとたくさん製造しなくてはいけなくなる、など制約がある)、実際にいくらくらいかかるのか、野菜もつくっていて、レストランで食事ができるように...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月24日
地元ではちょっと有名な「都会から農業しに来てレストランやってるおじさん」のイメージしかなかったけど、読みやすくて面白い本だった。
ワイナリーとレストラン経営のこと、里山のこと、食べること、作ること、生きること。利益とやりたいことのバランスの取り方が上手というか、好感が持てた。
自分で作った野菜とワイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月26日
[ 内容 ]
熊が徘徊する里山の森の一角に個人で立ち上げたワイナリーとレストラン。
その道のプロの誰もが無謀だと断言した素人ビジネスが、何故客を呼び寄せ成功に導かれていったのか?
ビジネス上の計算はなくとも、やりたいことのコンセプトは明快にあった。
里山の自然の恵みとともにある仕事をやりながら暮らし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月09日
読み易い内容。
田舎でワイナリーとレストランを営んでいる著者の経緯、考えが書かれている。
確かに、全てのものを自分の畑や身の回りで賄えたら、原油の価格高騰で、、やアメリカがどうのこうの、、なんて関係ない。
著者さんにあやかりたいと思っても、種は自分の中から生み出さないといけない。
オープン初日...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月02日
時代が大きく転換している、マスコミでもまことしやかに喧伝され
個々人もうすうすそう感じている。
でも、いったいどうすればいいのか。
誰もが、著者のような暮らしをすることはできない。
が、普通に暮らしていることを見つめ直すための視点を
読む人それぞれが得られるように思う。
手触りの生活を模索する私個...続きを読む
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