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新宿・ハードボイルドといえばご存じ『新宿鮫』ですが、「鮫」だけでなく「狩人」もいたのです。本当に恐ろしいところです、魔都新宿。
「狩人」の名は梶雪人。秋田からやってきた彼は一見、純朴な田舎者。物語は彼があっさりとボッタくりバーに連れられていくところからスタートします。「やめとけ!」とつい声が出そうになりますが、彼には虎穴に入る理由があったのです。それは新宿の闇に葬られた12年前のある事件に関わる、決してほじくり返してはいけないものでした…。
続巻の『砂の狩人』『黒の狩人』はそれぞれ主人公が違うので、本作の「狩人」にもう出会えないのが少し残念なくらい、読み応えのある作品です。コミカライズ版『雪人 YUKITO』は若干ストーリーが異なりますので、続巻もコミックもぜひ合わせてお楽しみ下さい。
読了即傑作!
狩人シリーズ3作目まで電子で読んだので、配信されるまで首を長くして待ってました。
もしかしたら、新宿鮫・鮫島刑事より狩人・佐江刑事の方が好きかもしれません。鮫島刑事が館ひろしなら佐江刑事は・・・香川照之でしょうか?映画化して力のある脚本家に台本書いてもらって是非とも観たいものです。
ラストバトル
技巧をこらした構成で編み上げられた巨匠大沢在昌の底力を感じる一作。
時系列も場所も登場人物も違う、バラバラに散りばめられたストーリーが、モザイク模様のように組み上げられて最後に大きな力強い物語が出来上がる様は痛快。
悲しい物語がいくつもあるが、最後は幸せを感じる結末に、懸命に生きる人々へ
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