Sunny 3
  • 完結

Sunny 3

759円 (税込)

3pt

星の子学園――その片隅に放置されたポンコツサニーの視線の向こうに集う子供たち。陽光を浴びながら、彼らは少しずつ、大人の階段を上ったり、立ち止まったり…時には下りたりする。

■園長先生がまだ若い頃――今の「星の子」たちより、ずっと先輩の「星の子」たちが、この園に居た。そして、彼らも一生懸命、生きていた。(第13話)
■園の人気者、まきおさん。しかし、彼も、園の子供たちの背丈ではまだ見えぬ山に前途を阻まれていた。(第14話)
■星の子と家の子――同じ子でも同じではない。同じにはならない。同じでなくてもいい。めぐむにはきい子がいる。みんながいる。(第15話)
■園にテレビ取材が!!永遠と続く日常に入り込んできた非日常が、星の子に、ここではないどこかにある「日常」を思い起こさせる。(第16話)
■純助と笑助が大好きなお母さんのお見舞いに行く。待ち時間は、いつものあそこで遊んでいよう。悲しいことなんか忘れて、遊んでいよう。(第17話)
■春男の悪だくみで養豚場のブタが逃げた!!少し、僕たちに似ているブタが逃げる!!でも、きっとつかまるんだ!!(第18話)

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Sunny のシリーズ作品

全6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • Sunny 1
    完結
    759円 (税込)
    星の子学園――様々な事情を持つ子供たちが、親と離れて暮らす場所。陽光が燦々と降り注ぐ園の片隅に放置されたポンコツサニー。其処は彼らの遊び場であり、彼らの教室だった。『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『GOGOモンスター』――未来、スポーツ、異界…あらゆる世界で、その体と心を躍動させる少年たちを描き続けてきた松本大洋が、自らの少年期に思いをはせつつ、その最高峰を目指す渾身の作品。
  • Sunny 2
    完結
    759円 (税込)
    星の子学園――様々な事情を持つ子供たちが、親と離れて暮らす場所。陽光が燦々と降り注ぐ園の片隅に放置されたポンコツサニー。この車で、彼らは想像の宇宙にアクセルを踏み出す。 ■少年以上に、少女たちも悩み、時には嘘をついてでも自己の存在を主張し、そしてボロボロの果てに、真の友の存在を知る。(第7話) ■星の子学園に、新たな仲間が加わる。その姿に、自分の過去を重ねる子どもたち。そして…(第8話) ■星の子学園の大人と子供。それは実の家族以上の存在になり得るか?(第9話) ■星の子が「大人になった自分」を意識する季節がやってくる。もう星の子ではいられなくなる…!?(第10話) ■親がいない日常に、ふと訪れる「親が居る非日常」…!?(第11~12話)
  • Sunny 3
    完結
    759円 (税込)
    星の子学園――その片隅に放置されたポンコツサニーの視線の向こうに集う子供たち。陽光を浴びながら、彼らは少しずつ、大人の階段を上ったり、立ち止まったり…時には下りたりする。 ■園長先生がまだ若い頃――今の「星の子」たちより、ずっと先輩の「星の子」たちが、この園に居た。そして、彼らも一生懸命、生きていた。(第13話) ■園の人気者、まきおさん。しかし、彼も、園の子供たちの背丈ではまだ見えぬ山に前途を阻まれていた。(第14話) ■星の子と家の子――同じ子でも同じではない。同じにはならない。同じでなくてもいい。めぐむにはきい子がいる。みんながいる。(第15話) ■園にテレビ取材が!!永遠と続く日常に入り込んできた非日常が、星の子に、ここではないどこかにある「日常」を思い起こさせる。(第16話) ■純助と笑助が大好きなお母さんのお見舞いに行く。待ち時間は、いつものあそこで遊んでいよう。悲しいことなんか忘れて、遊んでいよう。(第17話) ■春男の悪だくみで養豚場のブタが逃げた!!少し、僕たちに似ているブタが逃げる!!でも、きっとつかまるんだ!!(第18話)
  • Sunny 4
    完結
    759円 (税込)
    星の子学園――その片隅に放置されたポンコツサニー。親と離れて暮らす子どもたちは、そのフロントガラスの向こうに、自分たちの未来を見出そうとして、非力な脚でアクセルを……吹かす。 ■「早く園から脱出できるように…」と、毎日のように東京に念を送る春男。その鬱屈した思いを悪戯や万引きで紛らしていたが、そんなある日…。 (第19話) ■演劇部で「青い鳥」を演じる朝子。そこに突然現れた、実の母親。””幸せはどこにある”――朝子と弟のけんじは、それを探し求めて…。(第20話) ■いつも、お母さんから静宛に送られてくるはずの手紙が…届かない。そんな折、静のクラスメートのくみちゃんが静に急接近。幼い男女の心が触れる。(第21話) ■きい子をお母さんが迎えにきた!その””朗報”に揺れる園の子たち。様々な思いを超えて、皆が彼女を送りだした、そのわずか数日後、きい子の姿が…!?(第22話) ■春男を訪ねてきた大人がいる。それは…お父さんっ!!(第23話) ■星の子学園の近隣に住む「しょんべん」。いつも妙なことを呟きながら、急に怒ったりする、不思議なおじさん。ある日、彼の住処がボヤに…!!(24話)?
  • Sunny 5
    完結
    759円 (税込)
    星の子学園――親と離れて生きざるを得ない子供たち。親への思慕。親への反発。新たな親の出現。少しずつ大人に向かって成長する彼らの姿を、園に置かれたポンコツサニーは見ていた。 ■野球大会で出会った「他の星」の子。もっと大きな町の大きな星…。春男はその子に誘われるまま、野場を後にして…。(第25話) ■「静」という名前を持つ少年。親からの手紙が来ない日々に怯え、苛立ちながら、静かに「作戦」を練る日々を送っていた。そして、ある日…!?(第26話) ■風邪で寝込んだ純助。もぐりこんだ布団の中、暗闇に見えるものは…?聞こえるものは…?(第27話) ■新聞配達に明け暮れるケンジ。通りがかるケタタマシイ改造車の中に見えるは、春菜先輩。「いったい先輩は、どこに向かって爆走しているのですか…?」(第28話) ■生まれ故郷が“最も遠い”星の子――めぐむ。優しい声が彼女の名を呼ぶ。それはすぐ近くからだったり、とっても遠くからだったり…。(第29話) ■星の子たちの人気者・まきおさん。園に嵐が近づいてくる中、まきおさんは大事な人と園に向かっていた。嵐はすぐそこ。(第30話)
  • Sunny 6
    完結
    759円 (税込)
    星の子学園――親と離れて生きざるを得ない子供たち。親への思慕。親への反発。 新たな親の出現。その中で成長していく彼らの姿を、園の片隅で見つめてきたポンコツサニーだったが、やがて「別れ」の季節がやってきた。 渾身作、堂々完結!!

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Sunny 3 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    明るさと切なさが入り混じった作品でよかった。イラストもとても個性があって好き。親に期待をして傷付くなら、期待をしないことを選ぶ。愛情を欲している。どうせ親元に帰れないのなら、仲間も親元に戻れないでいて欲しい。子どもたちがこんな思いを抱えて明るく強く生きようとしている姿が心に響く。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    松本大洋氏の作品『Sunny』の”3”を読んでみた。 今回も超絶、良かったなー。 特に18話のせーやとあの動物に向けての語りが物悲しくて…

    0
    2019年08月08日

    Posted by ブクログ

    優しい絵の中にも、子どもたちの切なく複雑な気持ちの描写がリアルで、物語に引き込まれた。
    側にいる大人たちの存在とか、もう全部が良い意味で生々しい。

    0
    2013年05月14日

    Posted by ブクログ

    じんわり切ない気持ちにさせられる。
    親と暮らせない子供達の痛いぐらい伝わる「家の子になりたい」気持ち。

    0
    2013年04月02日

    Posted by ブクログ

    ひとつの世界観の中に、楽しさや、哀しさや、暖かさや、冷たさや、優しさや。全部詰まってて、全部良いんです。読む度に、引き込まれて、好きになってく。経験なんて無いのに、そこに自分も居たような感覚になります。

    0
    2013年02月13日

    Posted by ブクログ

    痛々しくて目をつぶりたくなる様な子どもの真剣さを、大人が回避して子どもたちが歪んでいってしまう…という様な、大人からの目線で描くマンガも見かけるけれど、
    大人の視点を一度捨てて、真剣に描くとこうなる。

    作中のめぐむちゃんの描写、両親を亡くして自分のなかの愛情をどこにぶつけたらいいかわからないという

    0
    2013年03月09日

    Posted by ブクログ

    1,2巻ほどではないけど素晴らしい話ばかりだった。テレビの取材の話が特に気に入った
    イラスト集が喋ってるみたいな感覚になるくらい絵が素敵

    何故か浦安鉄筋家族思いだした

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    松本大洋の漫画は芸術的だ。

    なんというか、読み手に対してもある程度の質というか問いを要求するそんな漫画。

    例えば机がベトベトのタンメン450円の中華料理屋においてあっても、まず読まないし、読めない。そんな時には不向きだし、美味しんぼとかバキを読んだ方がよい。闇金ウシジマ君も同じ感じで読んだ後のシ

    0
    2013年03月10日

    Posted by ブクログ

    3巻分まとめて。

    育った環境は違うけど、誰でも子供の頃にこういう気持ちになるよなぁって胸がきゅっとする話がたくさん。
    松本太洋さんのお母さんは工藤直子さんとのこと。
    本当か嘘か分からないが、小さい頃は「お母さん」ではなく「なおさん」と呼んでいたという記事を後から読んで、春男のエピソードをより切なく

    0
    2013年02月20日

    Posted by ブクログ

    この空気感がたまらない。。
    会話のリアリティもバツグンです。
    子供ゴコロにタイムスリップすると同時に、大人になった自分も実感できる不思議な漫画。

    0
    2013年02月06日

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