夜を歩けば３ - ミルキーウェイ

あやめゆう

花梨が他人の頭の中を知ることに慣れて、おまえを必要としなくなっても……それはおまえがいたからだと思うぞ。 おまえは確かに彼女を助けたんだ。大学生になって、一野の部屋を訪れなくなった花梨。いっぽう一野は、東京、七枷市と続く目撃者不在の殺人事件に、東京の事務所と合同で捜査に当たる。その目前で、彼の異能でも視えない刺殺事件が発生。花梨以外に視えない異能があることに、一野は不快を覚えてしまうが。異能ファンタジー堂々完結!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: SF・ファンタジー / ファンタジー（国内）
• 出版社: 中央公論新社
• 掲載誌・レーベル: C★NOVELS
• ページ数: 255ページ
• 電子版発売日: 2014年08月29日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

２巻のチケットに違和感があっても、まさかここまでとは……そしてあにいも。すげえあにいも。

オチ、よかったです。花梨がかわいいのですべて良しです。

[ブクログ · ★★★★☆]

異能を題材にした謎解きっぽいお話も最終巻。本編もさることながら、メイン2人の微妙な距離感が楽しい本でした。特に最後のくだりが面白くてお腹痛い。

[ブクログ · ★★★☆☆]

異能が見えるはずの主人公にも認識できない殺人事件がおき、異能のメカニズムのネタバラシをしつつ、犯人を誘い込んでの退治。と思いきや、過去の事件も含めて、自分の異能を封じるために刑事妹が糸を引いていたという話。