完四郎広目手控3 いじん幽霊

完四郎広目手控3 いじん幽霊

605円 (税込)

3pt

3.5

江戸時代の広告代理店、広目屋「藤由」の香冶完四郎がおなじみ仮名垣魯文とともに、攘夷の暗雲垂れ篭める横浜へ。万国の人間が集う開港まもないこの地で起こる、不可思議な幽霊騒動や殺人事件。日本を食い物にしたいいじんの仕業か、それとも攘夷派の企みか。それぞれの文化がぎこちなく交じり合い、思惑がからみ合って起こる難事件のトリックを、見事な推理と剣さばきで、完四郎が解き明かす!

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完四郎広目手控 のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 完四郎広目手控
    605円 (税込)
    香冶完四郎。旗本の次男でお玉が池の千葉道場の目録まで進んでいる。しかし、今は竹光を腰に古本屋「藤由」の居候だ。藤由こと藤岡屋由蔵は「広目屋」もやっている。巷の噂を売り買いする、今で言えば広告代理店。完四郎と藤由が組んで幕末の江戸の噂や怪事を解いていく。文を書くのは仮名垣魯文。絵を描くのは浮世絵師・一恵斎芳幾。変格捕物帖の新シリーズ!
  • 完四郎広目手控2 天狗殺し
    605円 (税込)
    巷の噂を売り買いし、瓦版を発行して一儲けする、江戸の広告代理店・広目屋「藤由」。そこに居候する剣の達人・香冶完四郎と戯作者の仮名垣魯文が、尊皇攘夷の風が吹き荒れる京都の世情を取材すべく旅立った。道案内に雇われたのは、土佐藩の若き武士、坂本龍馬。行く手に降りかかる数々の怪事件に完四郎の推理と剣が冴える、人気捕物帖シリーズ第2弾。
  • 完四郎広目手控3 いじん幽霊
    605円 (税込)
    江戸時代の広告代理店、広目屋「藤由」の香冶完四郎がおなじみ仮名垣魯文とともに、攘夷の暗雲垂れ篭める横浜へ。万国の人間が集う開港まもないこの地で起こる、不可思議な幽霊騒動や殺人事件。日本を食い物にしたいいじんの仕業か、それとも攘夷派の企みか。それぞれの文化がぎこちなく交じり合い、思惑がからみ合って起こる難事件のトリックを、見事な推理と剣さばきで、完四郎が解き明かす!
  • 完四郎広目手控4 文明怪化
    605円 (税込)
    完さんが日本に帰ってきた! 明治の政府になって早7年。江戸の広告代理店、広目屋「藤由」の居候から、アメリカでのジャーナリズム体験をひっさげ、今度は東京日日新聞の居候となった香冶完四郎。人気の新聞錦絵をひと目みるなり、不審の数々を暴き出す推理の冴えは昔のまま。免許皆伝の剣をステッキに替え、いまや売れっ子戯作者となった仮名垣魯文らと事件の真相を探る。人気シリーズ第4弾。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

完四郎広目手控3 いじん幽霊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月11日

    今回は開港した横浜を舞台に、イギリス人やフランス人が関係する騒動に巻き込まれる完四郎と魯文。
    現代の作家さんの小説で当時の様子を紹介するものをあまり読んだことがないので、とても興味深い。
    本当にこんな様子だったら、相変わらず英語に対するアレルギーが無くならない現在の日本社会よりむしろ心が開けた人が多...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月10日

    完四郎広目手控シリーズ、3作目。
    完四郎と魯文は、開国後、異人居留地となっていた横浜に舞台を移す。

    12編から成る短編集なので、一話一話は短いが、それでも本格的なミステリものになっているのもあって、面白かった。今でいう広告代理店のような広目屋仕事を通して、その時代の世情も実在の人物を絡めて上手く描...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月23日

    第3弾は桜田門外の変後の横浜が舞台。
    新しい登場人物ジェシカも加わり、維新前の横浜での謎解き。
    幕末手前の不穏な情勢の中の外国人との駆け引きも面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月25日

    前作から約8年後、舞台を横浜に移した
    広目屋、完四郎シリーズ第3弾。

    外国人居留地で異文化に触れ、読み物としての瓦版と
    情報としての新聞の違いを考えはじめた主人公。
    ついに舞台を海外に移すのか?という引きを残したラストなので、
    次作が非常に気になります。

    【収録作品】
     第1話 夜明け横浜
     第...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    完四郎広目手控、というシリーズの何作目からしいです。
    知らずにこれから読んだ為、ところどころにあるシリーズっぽさに寂しい思いをしました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月13日

    旗本の香冶完四郎と売れない戯作者・仮名垣魯文のコンビが幕末の横浜で起こる事件の数々を解決する連作短編ミステリー。十二話で構成されてますが、一話一話はかなり短いように感じました。有名人ゲストが色々出てきます。ヒコ・ヘボン・福地・吟さん・蓮杖‥etc。福地は生真面目、吟さんは一筋縄ではいかない印象。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    暇つぶし的にとった本
    でも結構面白いっす
    時代小説は本来読まないジャンルだったんですが
    意外や意外こいつはミステリー
    _| ̄|○  しかもシリーズ3冊目ってのは恐れ入りました
    残りは近いうちにw

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年10月04日

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2019/10/1〜10/4

    完四郎シリーズ第3弾。とはいえ、第2弾を読んだのが定かではないが10年以上前なのですっかり忘れているが、読み進めるうちにぼんやり設定を思い出してきた。今回は、開港直後の横浜が舞台。12の連作短編集。どうやら、日本に居づらくなった完四...続きを読む

    0

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