ひまわりの森

ひまわりの森

990円 (税込)

4pt

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見知らぬ少年を我が子と思いこみ、恐ろしい事件を引き起こした母親の心を蝕んでいたのは、戦争中の凄惨な経験だった……。心に深い傷を負って苦悩する母親と、彼女を抱えて懸命に生きる家族の姿を哀感をこめて描き、人気作家が新境地に挑んだ愛と祈りの感動作。/掲出の書影は底本のものです

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ひまわりの森 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦争を経験して心を傷つけられた女性(母親)を軸に、主人公である娘が振り回される話だった。主人公が自分で動いているように見えて、実は母親に振り回されてる。



    ただ、これが『戦争による悲惨さ』なのか、『家族のしがらみ』なのかは分からなかった。



    私はどちらかと言えば、『家族のしがらみ』のように見

    0
    2023年12月12日

    Posted by ブクログ

    けっこうひどい。


    アーリア人種の母。からの ドイツ人分断。


    これだけフィクションのはず。

    0
    2010年10月18日

    Posted by ブクログ

    アメリカの児童心理学者のトリイ・ヘイデンが語る、
    情緒障害児教室、福祉施設特殊学級での教育の場を通じた物語。
    子供たちの悲惨な現状には、目を背けたくなりますが、
    最後には、人間の強さ、優しさ、希望も感じる結末が!

    0
    2009年11月01日

    Posted by ブクログ

    「テーマ:ひまわり#7」です
    初の海外作品で、そしてなんとトリイ・ヘイデンです!

    トリイ・ヘイデン知ってます?
    知らない?ふーん

    さて本編です(トリイ・ヘイデンの説明しないんかーい!)

    主人公は十七歳の娘レスリー、父母と九歳の妹ミーガンとカンザスで暮しています
    このレスリーの視点で物語は進むの

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    高校生の主人公の母は精神を病んでいた。第二次世界大戦時、ナチスにひどい目にあっていたからだ。母は裕福な家庭で育ち、美人で優秀だった。何ヶ国語も話せる母は英語が得意ではなく、家ではドイツ語やハンガリー語などを話していたため、少女は語学に優れていた。そんな母の病だいが悪化し、事件を起こしてしまう…

    0
    2016年02月07日

    Posted by ブクログ

    トリイ・ヘイデンが書いた物の中で珍しくフィクションです。心理学をよくわかった彼女が書いたので、細部の心の描写などがよく書かれており、いい物語でした。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    トリイのフィクションはこれが初読みでした。ノンフィクションのものとは雰囲気も違いびっくりしましたが、外国のティーンエイジャーが主人公の小説は結構好きなので良かったです。思春期の気持ちをこんなに繊細に描けるトリイは、先生としてだけでなく、小説家としてもかなり秀でている方だと改めて感じました。

    0
    2023年01月27日

    Posted by ブクログ

    少女時代のおぞましい体験によって心を蝕まれた母と、彼女を抱えて生きる家族の姿を、17歳の娘の目を通して描いた作品

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ノンフィクション作家であるトリイ・ヘイデンの書いた小説は、さすが!というべきな心理描写と登場人物たちの細かな所作にたまらなくリアリティがあった。
    怖いくらい、その場面、場面が思い描かれていた。
    それは、日常の家族の風景だったり、とんでもない狂気の被ったあの時代だったり…。

    母・父・妹、そして主人公

    0
    2011年03月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母親は子供に接しているとき、『自分の魂がまだ美しいのだ』という苦しい嘘をつくことで子供を守っている。
    しかし子供が成長しその嘘に気づいたとき、大きな絶望を与える。
    これほどの題材でなくても、母と娘というものはこのような経過を辿っているのだろうか。

    0
    2012年08月06日

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