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Posted by ブクログ 2018年11月21日
「名探偵の苦悩」「後期クイーン問題」の極地。なぜだろうこんなに胸が苦しいのは?そうか。エラリーが大好きで、彼は私のスーパーヒーローだったからだ。
血まみれの友人が記憶喪失で、殺人を犯したかもしれなくて、とりあえずライツヴィルに同行したら、脅迫電話がかかってきて、さぁ巻き込まれて大変!?な話。
人...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月05日
犯罪研究家エラリー・クイーン・シリーズ全33作中18番目の作品。『ローマ帽子の謎』が1929年の作品ですから、それから19年経っていますので、中期の作品ですね。
初読だと思っていたんですけど、エラリイが語る事件の説明まで進んで、「あれ? このシーンは何となく覚えている」と気づき、エラリイがアナ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月01日
エラリーがライツヴィルに到着してから八日間に渡って様々な出来事が起こります。ハワードとサリーの恋愛の暴露、謎の脅迫、宝石の盗難事件、墓荒らし、そして殺人事件、これらが一つに繋がる様は心地良いものの、謎を解明する手段に宗教を持ち込んでいるのでピンと来るものがなく、結局微妙に感じてしまいます。
また、エ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月29日
いわゆる「後期クイーン問題」の代表作というイメージの強い作品。スーパーマンではなく、悩める名探偵である。そのあたりを強調するたのか叙述方法にも工夫が凝らしてあったりして、趣向に対する作者のこだわりを感じさせる。
こうなってしまうと、犯人は一種の神である。この手の「おち」は今となっては決してめずら...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月11日
ラストは衝撃的。
涙が出るほどのつらい最後で、ああ、ここから『九尾の猫』のアレになるのか、と納得できる。
(なので、『九尾の猫』をほんとは先に読んじゃいけない)。
しかし・・・・・・
衝撃の最後までが長い。
これといった事件が起きるのは、物語も中盤に入ってからのこと。
「クイーンだから、我慢して...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月03日
エラリイ・クイーンの中では今のとこ一二を争う位好き。安定のライツヴィル。とにかく終盤の推理シーンは圧巻の一言。ネタバレになるかグレーなんだけど、この本を読んでた時は「後期クイーン問題」って言葉がマイブームで、その構造のお手本みたいな作品。「後期クイーン問題」の意味については各自ディクショナリーを参照...続きを読む
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