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『貧乏は正しい!』シリーズは、日本の若者が世紀の変わり目を生き抜くためのバイブルだ。そして、バブル後の日本を生き抜こうともがくオトウサンたちにとっては、21世紀を見透かす『誰にでもわかる新・資本論』だ!
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Posted by ブクログ 2017年06月06日
個人的には、橋本治氏は、業績に比べて、
日本で一番過小評価されている作家だと思います。
作家という枠に、入れてしまうのも、どうかなと思うぐらい、
創造的仕事をしています。
この『貧乏は正しい!』も91年に書かれたとは、
思えないほど、氏の日本に対する批評は当たっています。
この一連の著作では、氏は...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
高校時代だったか、父親の本棚より拝借して感銘すら覚えた名著。「若い男は本質的に貧乏である」で始まる書き出し。そして「貧乏でなくなったらそいつは若い男じゃない」というふうに裏を返し、一つの意見を上下左右表裏無数の側面から語りつくして読者の理解を誘いつつ、最後は自分の我を通してるだけなのになんとなく納得...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月18日
シリーズ第一弾。「バブルがはじけた」といわれた1991年から『ヤングサンデー』誌上で連載されたコラムをまとめた本です。バブルの崩壊によって、それまで当たり前とされてきたことが終焉を迎えたと著者はいい、そのときにどうするかを考えてほしいと若者たちに語りかけています。
第一弾の本書は「現在の自分」がテ...続きを読む
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