怪しいシンドバッド

怪しいシンドバッド

440円 (税込)

2pt

「何か未知のもの」に出会いたい。その一心で若者ならぬバカ者はアフリカで怪獣を、中国で野人を、南米で幻覚剤を探してさまよう。ついでにゲリラとお友達になったり、インドで一文無しになったり。喉元過ぎれば性懲りもなくまた出かけ、痛い目にあうのがこの男。笑って呆れて、でもなぜかまぶしい辺境冒険傑作。

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怪しいシンドバッド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月26日

    インド、アフリカ、タイ、中国、高野秀行さんの19歳からの冒険やトラブルが楽しく読めた。語学の天才まで1億光年を先に読んでいて、少し重複しているところもあったが、もちろんこちらが元でその頃のことを詳しく書かれていて腑に落ちた。

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    Posted by ブクログ 2017年08月23日

    10年間の冒険を集積した1冊。既に一冊の冒険譚になった章もあったが、脇の話として楽しめた。第六章客家の土楼や第七章の野人は読み応えがあった。カバーデザインがあまりに漫画チックなので、最初は買おうかどうか迷ったが、読後感に影響はなかった。大槻ケンヂ氏の解説も好ましい。同じ1966年生まれだが、大槻氏は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月26日

    もう何冊目かの高野さんの本。

    これは彼が19歳から29歳にかけて経験した旅や海外生活をまとめたものなんですが

    今回も常識を逸脱していてなおかつ無茶しまくりです。

    中国で人間の胎盤を食べて

    カニバリズムorカストロジー?!

    なんて考えたり


    コロンビアで白い粉まみれになっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月18日

    高野さん7冊目。
    高野さんの若い頃のいくつかの探検を1冊の本にしたもの。
    『ワセダ』の時期とも被るので、日本でこんなことをしていた時、海外でそんなことをしていたのかぁなんて楽しみ方もできる。

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    Posted by ブクログ 2014年11月16日

    UMA冒険譚ではなく、エッセイ集。これはこれでユーモアいっぱいで楽しい。というか、かなり危ない橋を渡っているのに驚く。海外で強制退去の恐怖にかられるというのは経験したくないもんだ。

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    Posted by ブクログ 2012年01月09日

    高野秀行の旅行記の細々したものの寄せ集め。だがこういう端物こそ高野秀行の醍醐味であり、長編より楽しめた。しばしば出てくる雑学的異文化論は非常に興味深い。特にコロンビア編はすごく面白かった。。カバーイラストが黒田硫黄ってところも◎

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    気分が凹み気味の時には高野秀行の本を読みたくなります。
    辺境ライターを自称する彼の本を読めば、自分も旅をした気分になれます。
    彼の旅はいつもメチャメチャですが、ほんと面白いです。
    怪獣を探しにコンゴへ行ったり、「幻の幻覚剤」を探しに内戦盛んなコロンビアへ単身乗り込んだり・・・。
    無鉄砲で危険...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月09日

    四半世紀前の作品だから『辺境メシ』や『語学の天才まで一億光年』などで既読のエピソードも多かったけれど(胎盤餃子なんて3回目)高野さんの「若気の至り」(あとがきで高野さん自身が言っている)を楽しめる一冊。
    張保羅のエピソードとソリマンのエピソードは初めて読んだが、前者は『すばらしい墜落』、後者は『百年...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月26日

    『ワセダ三畳青春記』があまりに気に入って、高野秀行の文庫化されている著作すべてを大人買い。『ワセダ』を超えるものにはめぐりあえそうにないけれど、どれもそこそこ面白く、ときにしんみりさせてくれます。「世の中で真に重要な情報とは二種類しかない。一つは自分の身を守るための情報、もう一つは人を元気にさせる情...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月31日

    なんだか解説ばっかりほめているような気もするが、まったく高野さんの文庫はどれもこれも解説が良い。この本は大槻ケンジ。高野さんとは同い年だそうで、共感たっぷりに高野本の魅力を熱く熱く語っている。

    「共感したくなる等身大の人間味と、共感しかねる危険野郎としての無茶とが、類い希なユーモア感覚で奇跡のよう...続きを読む

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