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Posted by ブクログ 2017年08月23日
10年間の冒険を集積した1冊。既に一冊の冒険譚になった章もあったが、脇の話として楽しめた。第六章客家の土楼や第七章の野人は読み応えがあった。カバーデザインがあまりに漫画チックなので、最初は買おうかどうか迷ったが、読後感に影響はなかった。大槻ケンヂ氏の解説も好ましい。同じ1966年生まれだが、大槻氏は...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月26日
もう何冊目かの高野さんの本。
これは彼が19歳から29歳にかけて経験した旅や海外生活をまとめたものなんですが
今回も常識を逸脱していてなおかつ無茶しまくりです。
中国で人間の胎盤を食べて
カニバリズムorカストロジー?!
なんて考えたり
コロンビアで白い粉まみれになっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
気分が凹み気味の時には高野秀行の本を読みたくなります。
辺境ライターを自称する彼の本を読めば、自分も旅をした気分になれます。
彼の旅はいつもメチャメチャですが、ほんと面白いです。
怪獣を探しにコンゴへ行ったり、「幻の幻覚剤」を探しに内戦盛んなコロンビアへ単身乗り込んだり・・・。
無鉄砲で危険...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月09日
四半世紀前の作品だから『辺境メシ』や『語学の天才まで一億光年』などで既読のエピソードも多かったけれど(胎盤餃子なんて3回目)高野さんの「若気の至り」(あとがきで高野さん自身が言っている)を楽しめる一冊。
張保羅のエピソードとソリマンのエピソードは初めて読んだが、前者は『すばらしい墜落』、後者は『百年...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月26日
『ワセダ三畳青春記』があまりに気に入って、高野秀行の文庫化されている著作すべてを大人買い。『ワセダ』を超えるものにはめぐりあえそうにないけれど、どれもそこそこ面白く、ときにしんみりさせてくれます。「世の中で真に重要な情報とは二種類しかない。一つは自分の身を守るための情報、もう一つは人を元気にさせる情...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月31日
なんだか解説ばっかりほめているような気もするが、まったく高野さんの文庫はどれもこれも解説が良い。この本は大槻ケンジ。高野さんとは同い年だそうで、共感たっぷりに高野本の魅力を熱く熱く語っている。
「共感したくなる等身大の人間味と、共感しかねる危険野郎としての無茶とが、類い希なユーモア感覚で奇跡のよう...続きを読む
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