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直径三六ミリの小宇宙。名所や特産品が描かれた「風景印」のためなら、離島も山頂もなんのその。三十年余の旅で出会った珍名局、美しい局舎等を通じて、多様な日本を描く。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ] 「郵ちゃん」の旅は、自転車、車、船、鉄道、時にはヘリコプター。 全国津々浦々、十局十色の郵便局を駆けめぐる。 小笠原の母島簡易郵便局へ行くには、往復一週間が必要だ。 宮内庁内郵便局は、一般の人は入れない。 「愛・地球博」郵便局のように、期間限定の局もある。 さらに、昭和基地内やしらせ船...続きを読む内にまで。筆者は中学生のときから「風景印」のコレクションを始め、三〇年余をかけて、日本の郵便局を一万一〇〇〇局あまり、自分の足で“巡礼”してきた。 そんな筆者だからこそ肌で感じた、現代日本の多様な姿。 そして、知られざる風景印の魅力…。 何はともあれ、楽しくて奥の深い「郵ちゃん」の世界にようこそ。 [ 目次 ] 第1章 楽しきかな、郵便局めぐり 第2章 風景印のABC 第3章 十局十色、郵便局 第4章 直径三六ミリメートルの小宇宙 第5章 たどり着けない郵便局 第6章 ゆく局、くる局 第7章 注目!建築としての郵便局 第8章 離島こそニッポンの真髄 番外編 実践!風景印の楽しみ方 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
著者がきしくも「はじめに」で書いているように、たった一つの離島の郵便局を訪れるために飛行機、ヘリを乗り継ぎ、風景印を捺印するだけでトンボ帰りする行為は、宮脇俊三が「時刻表2万キロ」で見せた”鉄”道に通ずる”郵”道である。
マニアックすぎてほほえましたかったです。 「初日」にはこだわらないが、印影が磨耗しないうちに、できるだけ早めに(新たに風景印が)設置された郵便局へ足へ運ぶそうな。すばらしい! 確かに大阪中央で押してもらった風景印は角が丸かったなあ。 画像が掲載されていた群馬県群馬局のがかわいかったです。
筆者は中学生のときから「風景印」のコレクションを始め、三〇年余をかけて、 日本の郵便局を一万一〇〇〇局あまり、自分の足で“巡礼”してきた。そんな 筆者だからこそ肌で感じた、現代日本の多様な姿、そして、知られざる風景印 の魅力……。
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郵便局を訪ねて1万局~東へ西へ「郵ちゃん」が行く~
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佐滝剛弘
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