【カラー版】ミャンマーの柳生一族

【カラー版】ミャンマーの柳生一族

440円 (税込)

2pt

【電子版特別カラー写真収録】探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった! 二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。手に汗握り、笑い炸裂。辺境面白珍道中記。電子版には特典写真10点を追加収録。

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【カラー版】ミャンマーの柳生一族 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月02日

    高野氏離れが続いていたけど、先日の『語学の天才まで1億光年』によって長い眠りから覚めた。
    自分への快気祝いにと今回手に取ったのは、世にもおどろおどろしいタイトルと表紙が特徴の本書。(相変わらず、刊行年順関係なしに読んでいくスタイルをキープ)
    いつものことながら、彼の文筆にかかれば恐怖は軽減され、寧ろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月30日

    以前はピンとこなかったので、評価が低かったが、クーデターで揺れている現在のミヤンマーについてためになった。

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    Posted by ブクログ 2017年08月24日

    早大探検部の先輩・船戸氏に随行する形でミャンマー(ビルマ)入りした著者。入国前の審査から船戸氏との扱いに笑えたが、題名のとおり軍事政権の情報部を隠密・柳生一族になぞらえての記述は、まさにエンタメ系ノンフィクションと呼ぶに相応しい。奇しくも2015/11/11現在、ミャンマーでは千姫ことアウン・サン・...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月29日

    掛け値無しに面白すぎる!
    クレイジージャーニーで見かけたヤバイ人だぁと思って読み始めたけど、ヤバさはそのままにミャンマーの体制や人びとの濃い部分を描き出している。
    人を観察する視線はフラットで、そのフラットさが激ヤバな状況でもそのままだからこそのおもしろさ。

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    購入済み

    ユーモアたっぷりミャンマー紀行

    2017年05月24日

    過去に許可などなしにミャンマーに侵入し、ゲリラとも交友のある著者であり、本件は軍事政権側の監視の下でのミャンマー行であったから、本来ヤバイはずの紀行であったのに、同行の船戸与一氏と著者の人柄からか、監視の人達も著者らと一緒になって笑う場面が多い。探検家でノンフィクションの作家であるが、面白おかしくが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月21日

    まず一言…とても面白かった!!
    初めはこじつけのようにミャンマー政府を江戸幕府に例えていて柳生やら高杉やら著者の想像力に圧倒された。ただ読み進めていくうちに確かにその通りだ…と納得していく自分がいた。
    小ネタや自虐、他虐が色んなところに散りばめられていてクスクス、時には大笑いしながら楽しく読めた。ミ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月31日

    「ミャンマーの柳生一族」っていうタイトルが秀逸ですよね。
    なかなか、興味をそそられる本でしょう?
    でも柳生宗矩や柳生十兵衛が出てくるわけではありません。
    内容は小説でも何でもなくて、筆者(早大探検部出身)が先輩である作家船戸与一氏の小説ネタ探し旅行に同行する紀行文なんです。
    ただ、ご存知のようにミ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    南西シルクロードは密林に消える、アヘン王国潜入記の後日譚もしくは副読本的に読むと、この2作品が立体的に捉えられる。ミャンマーという国の政府側の視点がメインなので。
    単体でももちろんいつも通り面白い読み物

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    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    高野さんの冒険はいつだってワクワクさせてもらえる。そして面白い視点と解釈、というか噛み砕き方と味わい方。
    どんな場所にいる人だって、どんな立場にいる人だって、袖触り合うも他生の縁。旅は道連れで、別れたあの人は今どうしているんだろうと遠くの空を思う。

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    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    船戸与一さんの取材旅行についていく中で、当時のミャンマーの政治状況を日本の江戸時代に例えて面白く説明してくれる正にエンタメノンフィクションになっている。
    ミャンマーが識字率の高い読書大国とは驚いた。
    この旅で関わった政府の人たちが属する派閥も高野さんの帰国後少ししてボスが失脚し大勢が逮捕されており、...続きを読む

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