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Posted by ブクログ 2022年12月02日
高野氏離れが続いていたけど、先日の『語学の天才まで1億光年』によって長い眠りから覚めた。
自分への快気祝いにと今回手に取ったのは、世にもおどろおどろしいタイトルと表紙が特徴の本書。(相変わらず、刊行年順関係なしに読んでいくスタイルをキープ)
いつものことながら、彼の文筆にかかれば恐怖は軽減され、寧ろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月24日
早大探検部の先輩・船戸氏に随行する形でミャンマー(ビルマ)入りした著者。入国前の審査から船戸氏との扱いに笑えたが、題名のとおり軍事政権の情報部を隠密・柳生一族になぞらえての記述は、まさにエンタメ系ノンフィクションと呼ぶに相応しい。奇しくも2015/11/11現在、ミャンマーでは千姫ことアウン・サン・...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月21日
まず一言…とても面白かった!!
初めはこじつけのようにミャンマー政府を江戸幕府に例えていて柳生やら高杉やら著者の想像力に圧倒された。ただ読み進めていくうちに確かにその通りだ…と納得していく自分がいた。
小ネタや自虐、他虐が色んなところに散りばめられていてクスクス、時には大笑いしながら楽しく読めた。ミ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月31日
「ミャンマーの柳生一族」っていうタイトルが秀逸ですよね。
なかなか、興味をそそられる本でしょう?
でも柳生宗矩や柳生十兵衛が出てくるわけではありません。
内容は小説でも何でもなくて、筆者(早大探検部出身)が先輩である作家船戸与一氏の小説ネタ探し旅行に同行する紀行文なんです。
ただ、ご存知のようにミ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月24日
船戸与一さんの取材旅行についていく中で、当時のミャンマーの政治状況を日本の江戸時代に例えて面白く説明してくれる正にエンタメノンフィクションになっている。
ミャンマーが識字率の高い読書大国とは驚いた。
この旅で関わった政府の人たちが属する派閥も高野さんの帰国後少ししてボスが失脚し大勢が逮捕されており、...続きを読む
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