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Posted by ブクログ 2013年05月15日
ブータンと聞いて思い浮かべるのは昨年国王夫妻が来日し民主党の馬鹿な大臣が欠席した話やGDPならぬGNH(国民総幸福度)などだろう。GNHそのものは経済的な発展をいらないと言ってるのではもちろんなく、持続可能かつ公正な社会経済的発展、環境の保全と持続的な利用、文化の保護と促進、良い統治が中心だそうだ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月16日
バイオベンチャーの代表、二村氏からブータンの生物資源探索のミッションを受けた高野氏。最初はあまり乗り気ではなかったが、ブータンにはイエティ(雪男)というUMAがいるとの情報で色めき立つ。
ノープランで現地に入り、道中、おばちゃんの猛烈なお酒の接待に二日酔い。高山病で死にかけるが、ブータンのあまりの...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月12日
「未来国家」というよりは「ロストワールド」ブータンだ、とつくづく思う。実際、高野秀行は今回の旅を称して「これは遠野物語的だ」と何度も言い放っている。「遠野」の人たちは昔話をするつもりで話したのではなかった。みんな「現実(リアリティ)」として喋ったのである。だから、みんな実在の地名と名前で喋っている。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月30日
ブータン国民がなぜ世界一幸せなのか?
それは、「ブータン方式」が機能しているからである。
本書の中で触れられているブータン方式は、なかなか、いわゆる先進国と呼ばれる日本のような国では見られないシステムと感じる。
病気一つ直すにも、患者に様々な選択肢が与えられており、病院に通うもホメオパシーのような...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月13日
決して地理的、エネルギー資源的に恵まれている訳でもないのに国民が幸福であるという。
本書では、その幸福の理由が国王にあるとらしいと指摘している。全国行脚を行い、国民から絶大な信頼を得ているブータン国王にリーダーシップのあり方を学ぶべきかも知れない。
まず置かれた状況が幸福であるというところからスタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月15日
『謎の独立国家ソマリランド』が非常に面白かったので、そこで「似てる!」と高野氏が評していたブータンを書いた本書にも挑戦。
相変わらず面白い!
今回は自らの疑問を確かめに、というのではなく、仕事として依頼を受けての旅だったようだ。え~、なになに、生物資源調査…?医薬品や食品を作るための研究開発と。政...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月31日
いや~面白かったです。
ブータンという国のイメージは、あの震災後に日本に来てくれたワンチュク国王の凛とした様子、また龍の国であるという話しなどなどから、大変尊い素晴らしき桃源郷のような国であろうというように思っていた。
そうしたら、高野さん、人口はだいたい八王子と一緒くらいときた。雲の上の素晴ら...続きを読む
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