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東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った……。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。
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「まぐだら屋のマリア」
2026年4月~ NHK総合 出演:尾野真千子、藤原季節、坂東龍汰
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
テレビをみて本を読むパターンはあまりしたことがなかったんですが、何だか気になって読み始めました。 違いは当然あるんですが、そう大きく変わらずよかったなと。これまで、映像化するとがっかりすることの方が多かったので、配役の良さやエンディング曲にも引っ張られたのかと思います。喪失と再生の話でしょうかね。
降り積もる寂しさとせつなさ。 尽果(つきはて)にやってきた人たちの物語に 胸を抉られるような思いだった。 ドラマを観た後でこの原作を手にした。 水平線のつづく青い海 バスは「つみびと」を乗せ 尽果でおろす 海を見下ろす崖っぷちに立つ 「まぐだら屋」の戸口には 大きな壺に投げ入れられた 紅葉のひ...続きを読むと枝が 赤々と マリアの心温まる料理に癒され生かされる紫紋。母を殺したと泣く丸弧の背を撫でるマリアの優しい手。 マリアと与羽の激しい恋に傷つけられた人たち。「償いのために」この尽果にやってきたマリアと、死ぬまでマリアを赦さない女将の桐江。 老舗料亭「吟遊」の後輩、悠太の自死とその後の春香。それぞれの思いが哀しく交差する。 映像を頭の中で再生しながら原作を読むと、季節の移り変わりや温かい料理の匂い、そして生き直そうとする人らの表情が言葉から立ち上がって見えた。真っ白な雪に死を、菜の花の黄色に光のような生を感じた。
過去とどう向き合い、どう折り合いをつけていくのか問われる物語だった。 かけがえのない場所が心の故郷となっていくこと、そして人がそれぞれの形で再生していくことが、とても印象に残ります。 ドラマと並行して読みました、その中で生きる人々の佇まいや、そこに流れる時間が心に残る作品でした。
人生を諦めた人たちがたどり着く地塩村の尽果。 老舗旅館の偽装事件で、親友を失い自分も死を決意した青年が出会った、マリア、まぐたら屋という料理店。救いを求める人たちの料理を通じた再生の物語。 題名と登場人物、地名から分かるようにキリスト教がモチーフとなっている。 2026年NHKでのドラマ化を機...続きを読むに読んでみました。
黄色
ドラマの宣伝を見て、どうしてもストーリーが知りたくて読み始めた。マハさんはsuper eightの安田さんが出演された演劇の原作ということで存在を知った。ゴッホをテーマにしたそのストーリーは出演された安田さんの色と同じ青。純粋なゴッホの悲し過ぎる生涯がテーマを描いたストーリー。優しくても、報われない...続きを読むと印象が強く残り過ぎて、あまり好きなれなかった。もちろん演劇としても脚色されていて、マハさんの世界からは少し離れていたのかもしれない。でもその後、ストールを探していたら、綺麗な青に白い花のゴッホの絵の物を見つけ、少し悩んで手に入れた。マハさんのゴッホの世界に惹かれていたのだなと思った。この作品の紫苑の薄紫の景色も素敵だなと思っが、血のつながりはないけれど家族の本質に触れたこの作品のイメージカラーは最果ての春の菜の花の景色の、優しく輝く黄色だと感じた。孤独を感じさせながら、強い優しさに溢れる作品だった。
#ほのぼの
犯した罪を精算するかのように 彷徨いたどり着く 食堂「まぐだら屋」 それでもあなたを待ってる 辛すぎる過去を背負っても 前を向く。感動の一冊
東京・神楽坂の老舗料亭で修業をしていた紫紋は料亭で起こった偽装事件で、すべてを失った。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い「尽果」(つきはて)というバス停に降り立った。そこから、この深くて、感動の物語が始まる。
2回目 キリスト教にちなんだ名前の通り、母子の愛や赦しがテーマになっている。 特に紫紋と母のお互いを思い合う様には心を打たれる。いつまでも息子を待ち続ける母からのメールのシーンには涙した。 また美味しそうな料理や食事シーンの数々に、食べることは生きることなんだと改めて気付かされる。 マリアの過去...続きを読むがメロドラマチックすぎる気はしたけど… 少し寂しさも残るがとても良い読後感。
紫紋が、マリアが、みんなが、 様々な辛い過去を乗り越えて、 生きていて良かった、と思えるような、 心穏やかな毎日を暮らしていけるような、 そんな未来が待っていることを願わずにはいられません。 優しい人たちがたくさんいることが、ほんと、救いになります。
原田マハさんの本はどれも美しくて羽が生えているよう。 少し想像がつく展開ではありましたが、 マグダラなのかマダグラなのか時々混乱するのが、今回でばっちり覚えました! マグロとタラの怪魚のお話最高です。 女将に許されるシーン、鳥肌が立ちました。
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まぐだら屋のマリア
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原田マハ
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