まぐだら屋のマリア

まぐだら屋のマリア

小説・文芸
815円 (税込)

4pt

東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った……。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    まぐだら屋のマリア
  • タイトルID
    :
    248316
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • ドラマ化

    「まぐだら屋のマリア」

    2026年4月~ NHK総合
    出演:尾野真千子、藤原季節、坂東龍汰

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まぐだら屋のマリア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    [BOOK]2026.5.3 まぐだら屋のマリア、ドラマとともに完読
    2026年05月04日05:13友人まで公開82 view

    うーん、またまたバカ親が引き起こした悲劇、という

    環境に対しては、幼子には、どうしようもなく

    無力で、、、

    そのあとは、、、

    だれかがその悲劇の連鎖を

    どこかで断ち切らないと

    、、、これもいでんがなしてしまうことなのか

    マハさん、これはいたかったです(^^♪

    smile(^O^)

    P1~P125第一話「尽果」~第六話「初霜」紫紋が尽果のまぐだら屋にたどり着くところから、女将さんに柿で拵えた「初霜」を持っていってあげるまで

    P126~P232第七話「凍空」~第十二話「奇跡」沁み大根の筑前煮を作る紫紋から、死んだと思っていた丸弧の母が生きているかも、のところまで

    P233~P385第十三話「朝靄」~第二十話「帰郷」丸弧が郷里に帰るところから、最終話マリアに諭されて紫紋も故郷に帰っていく

    この悲劇の発端はやはり親の育てだ。母方も子供を産むときにはそれなりの責任をちゃんと持って、父親にする人間もちゃんと選別しなければいけないし、男側も決してやってはいけないことを幼子にすべきではない。この当たり前のことが守られなかったことにより、リアも自分を失ってしまうことになる。でヨハネ一家を巻き添えにしてしまうことになる。リアの弱さを誰が責められるだろうか。やはり人として子育ては人生のうちで最も責任のある所業であると、万人が心得てほしい。こう強く思わずにはいられない、(^O^)にとっての「まぐだら屋のマリア」だった。

    [TVねた]2026.5.9 令和の「マグダラ」は
    2026年05月10日05:11全体に公開 みんなの日記99 view

    とても分かりやすかったぁ


    、、、というのは、リアとレイコが最後に

    打ち解けるシーン

    TVではレイコが手を上に差し出して

    リアを招き、さらに

    「、、、わたしはとうにおまえをゆるしていたよ」と

    ささやきをいれてくれて、

    そのあとに抱き寄せる


    まぁ、岩下さんほどの演技者でなければ

    ここまでの小説を飛び越えた

    心理描写は無理だったのかもしれないが


    おもはず、小説を読み直して

    やっぱ、

    平成の「マグダラ」は

    とてもわかりづらい

    まだ混沌としたエゴの時代をひきずっているからか


    まちがいなく令和は「エヴァ」の時代に

    入っている

    そう確信せざるを得ない

    (^O^)なのでした(^^♪

    smile(^O^)
    すまいるニコニコ?

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    なんと言ったらよいのだろう。

    「原田マハ」の作品に関しては、正直それほど多くを読んできたわけではない。
    例えば本屋の陳列や、伝え聞く評判が気になり、ふと手にすると、それがマハ氏の作品であったという、そんな出逢い方で親しませて貰ってきた。
    そしてこの『まぐだら屋のマリア』もその一冊となる。
    たまたま目にした表紙のタイトル。これに魅せられ思わず手に取ってしまった、といったところか

    そしてこの“導き”は間違いではなかったと、そう言い切れる。

    マハ氏の筆致―それが創り出す物語の世界観には毎度驚かされる。見識の深さがなせる技とも言えるのだろう。
    ただ奇をてらうでもなく、ごく自然にそれでいて何処かミステリアスでスリリングな薫りを一冊の中にしたたか閉じ込めていく。
    表紙を開き、頁をめくるたびに解き放たれ燻り立つその薫りが、様々な色彩を帯びながら、読む者を惹き込み物語の世界を魅せていく。


    『まぐだら屋のマリア』―“言い得て妙”とはこのことであった。
    これ以上穿った物言いは避けてはおくが……。

    常に思うのはマハ氏の文学は「タメの妙」だと、勝手ながらに感じている。
    「タメ」とは“含み”である。その“含み”の先に秘めたものが息を潜めている。それを丁寧に、しかしながら大胆な筆致で一つひとつ解き明かしていく。

    宗教(善と悪)
    肉体
    精神
    命
    人生
    誓い
    裏切り
    罪
    贖罪
    情
    愛憎
    出逢い
    そして、別れ

    果たして「マリア」とは―
    “聖母”か、あるいは……。


    「面白い」―確かに、間違いなくこの小説は面白かった。ただもっと自分自身が抱くこの感情に寄り添うなら、「意味深き」と表現するほうが、より“しっくり”くるのだろう。

    そしてこの“導き”は私自身にとっての「マリア」を探す“旅”でもあるかのようだった。

    余談だが、マハ氏の物語はまだ数冊、“積読”の山に紛れ“解放の時”を待ちわびている。それを眺めニタニタしながら、今私はこれを書いている。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    NHKでドラマになっており、素敵な内容だったので原作も読んだ。
    や~~~~、ドラマも素敵だけど原作もすごくよかった。
    なんというか私は遠くに連れていってくれる小説が好きで、読み始めたところから読み終えて、遠くまできたなあ…と思えるような作品が好みなのだが、これはまさにそれだった。
    ”ここに帰ってきたい”と思える場所がある幸福とか、その得難さ、血の繋がりが家族ではないことや、あたたかな連帯、そういったものがゆっくりと互いに影響していて、自分の生活や人生に後ろめたさとか悔いていることがある人はいて、場合によっては大きなことだったり取り返しがつかないものだったりすることもある。
    有り体に言えば、傷の舐め合いなのだろうけど、だからなんだという話だ。逃げたくても逃げ場所がなくて途方にくれている人たちが、行き着いた場所でたまたま出会って、自分の罪責を抱えながら、それを抱え続ける苦しさをだましだまし和らげながら生きて、何が悪いというのだろう。それが人間が生きることではないのか、というメッセージが含まれているように思う

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    いつか美味しい料理を母に食べさせたいと東京の老舗料亭で懸命に働いていたシオン
    しかし料亭では客の残りものを使いまわし 産地偽装など多くの不正が行われていた
    その事実を若い中居が内部告発
    可愛がっていた後輩は自殺

    自分も死ぬつもりでたどり着いた北の土地
    そこでまぐだら屋という食堂で働くことになる
    その地は多くの悩み抜いた人々が
    たどり着いて再生をしていく土地でも
    あった

    本当にいい作品
    人は生きていくのにやはり誰かのため
    に役に立つという価値観は大切
    それはどんな年齢になろうと
    その人を活かしてくれる

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    いい感じのヒューマンストーリー、過去の失敗、悪い事、嫌な事があっても今を誠実に一生懸命前を向いて生きようと思える物語でした

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    傷ついた人たちの再生の物語。

    紫紋は職を失い、死の影がチラついていた。所持金は千円。19歳の浅川悠太が自殺したのだ。海沿いを走るバスに乗り、所持金の額になったところで降りた。歩いていると「まぐだら屋」とある料理屋さんの前に差し掛かった。マリアと名乗る女性がご飯を出してくれた。食べてしまった。無銭飲食だ。食堂を手伝うことになる。

    また行き倒れをマリアが拾う。丸狐くんという。紫紋の家で世話をする。元引きこもりらしい。母を殺したという。

    丸狐くんの母が生きていたことがわかって、丸狐くんは帰っていく。マリアが指のない男と去る。紫紋はひとりになる。もともと体調の悪かった女将さんが、いよいよ危なくなる。

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    ドラマ化され再読しました。

    ドラマは4回でまとめてあり、それでも内容は濃く感動で終わりましたが、原作はやはり最後の章まで丁寧に描かれていて涙が止まらずでした

    生きることに絶望した人々に温かい食べ物を与えてくれ、母のような愛で支えてくれるマリア
    マリア自身も壮絶な過去を抱えて生きてきたからこその贖罪の思いもあるのでしょう…

    子を想う母の深い愛情、全ての人に生きる糧を与えてくれるような物語だと思いました
    私自身が身内を亡くしたばかりでしたので余計に感情移入したお話でした

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    テレビをみて本を読むパターンはあまりしたことがなかったんですが、何だか気になって読み始めました。
    違いは当然あるんですが、そう大きく変わらずよかったなと。これまで、映像化するとがっかりすることの方が多かったので、配役の良さやエンディング曲にも引っ張られたのかと思います。喪失と再生の話でしょうかね。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    降り積もる寂しさとせつなさ。
    尽果(つきはて)にやってきた人たちの物語に
    胸を抉られるような思いだった。
    ドラマを観た後でこの原作を手にした。


    水平線のつづく青い海
    バスは「つみびと」を乗せ
    尽果でおろす

    海を見下ろす崖っぷちに立つ
    「まぐだら屋」の戸口には
    大きな壺に投げ入れられた
    紅葉のひと枝が 赤々と



    マリアの心温まる料理に癒され生かされる紫紋。母を殺したと泣く丸弧の背を撫でるマリアの優しい手。
    マリアと与羽の激しい恋に傷つけられた人たち。「償いのために」この尽果にやってきたマリアと、死ぬまでマリアを赦さない女将の桐江。
    老舗料亭「吟遊」の後輩、悠太の自死とその後の春香。それぞれの思いが哀しく交差する。

    映像を頭の中で再生しながら原作を読むと、季節の移り変わりや温かい料理の匂い、そして生き直そうとする人らの表情が言葉から立ち上がって見えた。真っ白な雪に死を、菜の花の黄色に光のような生を感じた。


    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    過去とどう向き合い、どう折り合いをつけていくのか問われる物語だった。
    かけがえのない場所が心の故郷となっていくこと、そして人がそれぞれの形で再生していくことが、とても印象に残ります。
    ドラマと並行して読みました、その中で生きる人々の佇まいや、そこに流れる時間が心に残る作品でした。

    0
    2026年05月11日

まぐだら屋のマリア の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    まぐだら屋のマリア
  • タイトルID
    :
    248316
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • ドラマ化

    「まぐだら屋のマリア」

    2026年4月~ NHK総合
    出演:尾野真千子、藤原季節、坂東龍汰

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