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Posted by ブクログ 2024年04月26日
こんなに面白いと思ってなかった。
登場人物(と猫)のキャラクターみんなそれぞれ癖があって、尚且つ、互いに論じ合ってなんだかんだ仲良く和気藹々としてる感じがとても良い。
日本社会への風刺も、痛烈とならず、小気味の良いリズムで描かれていて、面白い。
120年前に書かれているのに令和に通ずるものが多く、痛...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月21日
『我輩は猫である。名前はまだない。』
から始まる有名な小説です。
表紙買いです(笑)
ずっと猫視点で物語が描かれていきます。
猫から見た人間の滑稽さや、不便さ。
自分の飼い主への不満や、猫社会の大変さを
訥々と語ってくれてます。
猫も良い味出しとるし、
飼い主の苦沙弥先生もアクのあるキャラです...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月03日
猫の視点から人間の暮らしを切り取る作品。メタ的に人間を考察する文体に興味を覚えた記憶がある。
Wikipediaより抜粋
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第1話
「吾輩」は薄暗いところで出生したが、まもなく書生に遺棄され、教師の家に住み込む。人間について車屋の黒から、わがままで不人情で泥棒も働く不徳者であると聞き知る。...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月19日
小学生の時に難しくて断念した小説。
大人になって改めて読んでみた。
猫を主体として人間観察をして、ユーモアと知識溢れる先生やそれを取り巻く人々。
時折、理解するのが難しい場面も多々あったが、最後まで読むことができた。
また何年か経過して読んでみると味がでそうな気がする。
さらに、漱石の博学知識の多さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月01日
ピントのずれた人たちの、日常の何気ない事件を仰々しい表現で面白おかしく表現したお話。
最初の方は面白かった。雑煮事件など笑いそうになった。
しかし、だんだん辛くなる…何が辛いって、笑わせる手法が同じような感じで、笑えなくなってくる。
誤字は多い。勘違いも多い。
あと、猫は毛穴から汗は出ない。
文章全...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「吾輩は猫である。名前はまだない。」苦沙弥先生の家に拾われた猫の「吾輩」から見れば、人間社会はこっけいそのもの。無名猫の視点から、軽妙洒脱な文体にのせて放たれる文明批評と渋いウィットは時代を超えて読者の心をつかんできた。見識とシャレ気あふれる漱石のエンターテインメント文学。いうまでもなく有名な書き出...続きを読む
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