アジア新聞屋台村

アジア新聞屋台村

555円 (税込)

2pt

ワセダの三畳間に沈没するライターのタカノ青年は、台湾の美人社長に見込まれ、なぜか多国籍新聞社の編集顧問に就任。勇み立ったはいいが、アジア各国のツワモノたちに翻弄され、たちまちハチャメチャな屋台的世界に突っ込んで行く。果たして彼と新聞社の未来は? 在日アジア人と日本人の夢と現実を痛快に描く自伝的トーキョー青春物語。『ワセダ三畳青春記』『異国トーキョー漂流記』の姉妹篇。

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アジア新聞屋台村 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月14日

    タイ人にインタビューしようと連絡先を聞いたらカンボジア人で、実際にあったらラオス人だったみたいなエピソードが高野秀行作品で一番笑った

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    Posted by ブクログ 2023年09月26日

    最高。なんか、泣ける。

    高野秀行氏と言えば、いつも無茶苦茶なことに自ら突っ込んだり時に巻き込まれたりして大変な思いをしつつ、それを面白さに変換しながら、やりたいことをやって、したたかに生きる人だ。
    簡単に言えば、自由で柔軟な人。読者は、そこに憧れるんだと思う。ほんとうは私だってこんなふうに生きてみ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月26日

    日本社会ひとつの視線で見れば、『迷惑な外国人/日本に馴染まない人々』なんて乱暴な言葉でまとめられてしまいそうな人々も、高野さんの目を通してしまえば、その振る舞いの必然や人間性に滲む母国の文化や出自が、多くの国に自らが身を置いた人ならではの解像度で見えてくる。在野のグローバリズムの擬似体験のみならず、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月18日

    魅力的な人たちにたくさん出会える本。こんな生き方があるのか、こんな考え方があるのかと、普段凝り固まっていた頭が少し柔らかくなったように思う。自分の生き方は自分で決めていく。自分の好きなことを見失わないよう、もっと柔軟に生きていきたいと思った。

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    Posted by ブクログ 2017年08月24日

    ベトナムつながりからエイジアンという不思議な新聞編集に携わることになった著者。良くも悪くも日本の常識が通用せず、始めは著者もそれを楽しんでいたが、後半になりいい加減さに辟易し、だが最後にはアジアの大らかさに気付く。そんな構成が好ましい。しかし、著者と朴さんの淡い恋模様が切ないね。もし恋愛が成就してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月01日

    いやーーーー、面白かった!
    在日外国人の母親コミュニティが日本の母親も救ってるとか研究につかえそうなこともポロリしたり
    副職が実際どう機能するのかもわかったり
    舞台は日本なのに、旅行してる気分。
    旅行が好きな人は、そうそう!それだよ!!!ってなること必須。
    旅行中に自分が感じるうまく言語化できないあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月22日

    高野さんのまわりには語るべきエピソードがゴロゴロあふれているかのよう。
    ローリングストーンな生き方の高野さんらしい青春記。
    「ワセダ三畳青春記」と併せて読みたい。

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    Posted by ブクログ 2013年06月29日

    個性的な「エイジアン」がたくさん出てくるけれど、やはりいちばん魅力的なのは著者ではないか。
    年配の男性にこんなこと言うのは変かもしれないけど、高野さんってとってもとっても素直!

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    Posted by ブクログ 2012年09月15日

    高野秀行さんのような生き方は本当にかっこあいと思う。高野さんの本を始めて読んだのは、「ワセダ三畳青春記」で、これはもう抱腹絶倒、大爆笑間違いなしの 絶品です。笑いたい方は、ぜひ。高野さんの本に惹かれる理由は、高野さん自身が、型破りな人というのもあるんだけど、その型破りな人の周りにいる人がこれまた型破...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月21日

    小説ってことだけど、なんだか妙にノンフィクションっぽいよな。。多分にリアルというか。
    しかしアジアって妙に入り混じってるよねぇ。ここにモンゴルとかインドか入れたら更に発散しそうで。そういうゴチャゴチャ感を適当に感じ取るのが吉。
    しかしこの本が出てから20年。長いか短いか分からんけど、ミャンマーにして...続きを読む

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