食卓は学校である

食卓は学校である

715円 (税込)

3pt

4.0

日本人が食事にかける時間は、イタリア人やフランス人に比べて圧倒的に短いという。彼らは食事に時間をかけることで、会話を楽しみ、そこから様々なことを学んでいるのだ。翻って日本では、美味しい料理や雰囲気の良いお店を紹介する「グルメ本」は多いが、社会や文化といったその背景にまで言及した本は近年殆ど見られない。本書では、食をライフワークとする著者ならではの食についての「本当のウンチク」を学ぶと共に、「一期一会」とも言える、仲間と囲む食卓の大切さを語りかける。【目次】朝礼の挨拶――私たちが学びたいこと/第一時限 食の時間/第二時限 食の作法/第三時限 食の進化/第四時限 食の伝播/第五時限 食の禁忌/第六時限 食の仲間/放課後の雑談――まずい店ほど楽しめる

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食卓は学校である のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年12月04日

    どうしていつもこんな素晴らしい文章が書けるのだろうか。
    とても知的だけど嫌味じゃない。
    玉村ワールドで癒されます。

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    Posted by ブクログ 2011年02月25日

    食に関する本。2010年。食を中心に日本の社会や文化を紐解いている。他国と比較して、特に、本書の場合はフランスと比較して、日本人の食事の時間は短いという。また、一人で食事をする割合も多くなっており、これらが現代社会を味気ないものにしている要因と説く。納得。
     また、和食においては、いわゆる三角食べが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月10日

    玉村豊男さんの食に関する授業。
    食べるという当たり前でいて、生きるには必要でなくてはならないこと。知っているようで、わかっていなかった事がたくさんありました。
    いっしょ食いは日本人特有だという事。バイキングの食べ方。世界の人の宗教感による食事へのこだわり。
    どんな料理でも、いかに楽しむか。
    面白く、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月10日

    ダイエットは女性の永遠のテーマらしいです。
    ダイエットってようするにカロリーの入出力の関係を「入<出」にすればいいってだけ(想像)だから、実はそんなに面倒なことではない気がするけど違うんやろか。違うんやろね、

    でもダイエットを気にしすぎるとごはんが憂鬱になっちゃう。それだけは避けたいもんだ。 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月25日

    ・パリジャンの日常食。ウフ・マヨネーズとステック・フリット

    >スモーガスボード(バイキング料理)というのは、自分で料理の量と種類を自由に選ぶことができる、というだけで、実質的には、きわめて整然と時系列で進行する、西洋式のフルコースなのです。
    >アナーキーな日本人の行動に対して、フランス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月18日

    食についての本を数多く書かれている著者の新刊。様々な観点から講義を受けるように楽しく読んだ。各国の文化・歴史・宗教と結びついて語られる事柄は素直に納得する事ばかり。学校といっても先生に教わるというより、経験や造詣の深い知人の会話を無心に聞き取るような至福の読書だった。興味深かったポイントは多数あった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月24日

    花火大会で連れ合いと一緒に食べたタコ焼きが感動的に不味くて5年経った今でも話題になる。
    「なにを食べるかより、誰と食べるか」が大事との意見にはまさしく同意。そして良い食事でその食卓につく人の仲を取り持つことが出来るなら、料理をする側からすればなおいいことだと思う。

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    Posted by ブクログ 2011年01月08日

    20110108 食べ物のウンチクが満載。ただ、食べるだけにも色々な事がある。食べる事が楽しくなる本。

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