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Posted by ブクログ 2014年12月25日
昨今の経済状況を観て、経済学は冷たいものなのだろうか。そんな疑問を持ち手にとった一冊。しかし読み終えたあと希望を持てた。古典を深く読むならばその根底には温かい哲学が流れている、そう思えた。
はじめにの章で「資本主義」と「市場経済」の対比が便利であるとの提案になるほどと思った。「資本主義」という見...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月29日
経済学の古典三十冊を要約して紹介するもの。
著者が自負するとおり自説に関係なくその古典の著者の意思をバイアスなしで紹介していて感心。
そうゆう意味で今まで誤解され批判を受けてきた古典や考えに新しく光をあてていて、「あ、そうだったんか…」と唸る事が多かった。
加えて経済思想史に関する本を読むのはこれが...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月17日
松原隆一郎(1956年~)氏は、東大工学部卒、東大大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、東大教養学部助教授、東大大学院総合文化研究科教授等を経て、放送大学教授、東大名誉教授。専攻は社会経済学、経済思想史。
本書は、経済学の古典・名著から厳選された30冊について、そのエッセンスをそれぞれ6~12ペー...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月07日
原典を読んでおらず(理解できる自信もない)、著者の解釈や30冊のチョイスの評価は当然できないが、そもそも経済学が主観的で何が正しいとは言えない学問であることがよくわかった。
時代背景や各学者の信条による守備範囲や前提条件の違いが興味深かった。知識不足で理解できなかった部分はこれから勉強したい。
経済...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月25日
ちくま名著30シリーズを読んでみた。1冊目。
あまり経済学に馴染みのない自分にとって、読み進めるのに時間はかかったものの、あまり耳にすることのない経済学者の名前と、その著書を知ることができて読んでよかったと思う。
ナイト『リスク・不確実性および利潤』などは著者も著書もまったく知らない状態だったが...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月28日
経済学の名著30冊を、自説などに影響されずに客観的に紹介する本。
バイアスがかかっていないブックガイドは本当に少ないので助かると思う。
入門書ではないので、経済史の基本と流れがわかったうえで、より深く知りたい人が本を読む前に選ぶ時に参考にするような使い方が一番よいと思う。多くの経済学の原著・名著が...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月26日
現代に至るまでの膨大な量にわたる古典の中から、著者お勧めのものをピックアップして紹介する、という形式のもの。
正直私も古典と言われてもどれから読んでいいのか皆目見当がつかなかったために、このようなブックガイドを参考にしようと思っていました。各先人の著作と思想が数ページにまとめられていたため読みやすく...続きを読む
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