3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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多くの会社で昭和の時代から続く風習や働き方が支配している。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』で昭和的価値観に苦しむ若者を描いた著者が、辞めた後の「平成的な生き方」を指南する。“完全実力主義の企業で数千万円稼ぐ若者”“建築現場から人事部長に転身した若者”…、アウトサイダーたちの挑戦と本音が語られる。

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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年02月21日

     平成不況の中で、若者の経済的自立が阻まれる理由。

     それは、誰でも最初は世の中における弱者的立場から出発せねばならない事情が絡んでいる。若者は、失敗が許されない人生のレールを安全に渡ろうと必死なのだ。しかし苦境の中で社会の厳しさを充分認識した若者は、何者にも頼らず実力のみを鍛え上げ、自身のキャリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月15日

    日本の年功序列社会に警鐘をならしてる本。
    ていうか優秀な若手の日本人からはもう日本は見放されてるってのが書いてあった。
    いろんな人のエピソードが書かれててすごい勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2013年07月07日

    法律改正によって定年延長や再雇用で安穏と会社に居続ける団塊世代、「俺たちの世代はまだ何とか逃げ通せるが、君たち以降の世代は大変な時代だねえ~」などとほざくが、全く仕事は出来ず無能な50歳代、60歳代のオヤジ連中は意外に多い。一方、昔を懐かしみながら、すっかり精気を奪われ、それでも会社にしがみつき働き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月02日

    新書には知が詰まっていると思うのは、
    この本のように、
    現代の問題を取り上げ、
    しっかり構造を分析しつつ、
    最終的には、生き方を示唆してくれる点です。

    若者の立場に立って、書かれています。
    レールに乗って生きるような、
    「昭和的価値観」を、捨てる必要性が
    説いてあります。

    自分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月10日

    一大センセーションを巻き起こした名著

    「若者はなぜ3年で辞めるのか?」

    の続編。

    こうした続編ものは前作に比して
    期待を裏切ることが多いのだけど(cf:ウェブ時代をゆく)
    これは想像以上の出来。

    「実際に3年でやめた若者は、どこで何をしているのか」

    様々なモデルケースを列挙し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月03日

    筆者の挙げる22の「昭和的価値観」を題材に、いまの若者たちのでき方や考え方について探る。

    読んでみて気づいたのは、自分の価値観と、ここで語られる価値観とがそうは変わらないこと。やはり私も平成の子なのである。

    昭和的価値観を理解しつつも、どうやったら日本人みなが幸せに働けるのか。誰もが現代の矛盾に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月07日

    自身のキャリアを考えるために読むことにしました。
    少々前にでた本でしたが、日本の終身雇用・年功序列に対して的確な問題提起をしており、あ~なるほどたしかにと思う部分がかなりあった。
    今の日本の企業もたいして変わらないし、自分が就職活動しているときにこの本に出会っていたら外資にも興味を持っていたかなと。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月01日

    将来が約束されているとは限らないのに会社にしがみつく生き方なんてしたくない。既得権益にどっぷり浸ってる連中にも騙されたくない。日本の抱える雇用問題を分かりやすく提示され自分のキャリアについて深く考えないことでの損失は莫大なものだと思わされた。自ら切り開いて行く姿勢がなければ良くて飼い犬、悪けりゃ野良...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月03日

    新卒で入社した会社を比較的早い段階で退職した人のその後について取材して書かれている本。転職者だけでなく独立した人についても書かれている。

    2008年の本だが城繁幸の問題意識はブレないなと感じる。具体的には以下の2点だ。
    年齢給と解雇規制
    伝統的な日本の大企業では、職能給ではなく年齢給(年功序列とも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月01日

    レールを自ら外れた人たちへのインタビューを通して、昭和的価値観とは何かを分析する本。

    私は昭和的価値観は必ずしも悪いとは思わない。しかし、この本には、自らのキャリアを考える上で考えさせられることが多くあった。

    誰かが言ったからではなく、自分で考えて実行する人たちに会える一冊。

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