レストレス・ドリーム

レストレス・ドリーム

660円 (税込)

3pt

4.4

桜散る闇と殺りくの街・スプラッタシティでくりひろげられる"夢の中の「私」"桃木跳蛇とゾンビたちとの壮絶なバトル-今世紀最大、史上空前の悪夢を出現させる笙野文学の代表作にして、現代文学の金字塔、待望の文庫化。

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レストレス・ドリーム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月18日

    もう、ほんと、すさまじい。はじめから終わりまで全力疾走。奇妙な夢の世界でゾンビ達と死闘する1人の女のお話、であると同時に、女として生まれた人間がこの社会で受ける様々な呪いや侮蔑に対し、言葉を武器にして、たった1人で、真正面から闘う「現実の女」のお話でもあった。

    負けたらゾンビになってしまうから、自...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月26日

     硝子生命論に引き続き、二冊目の笙野女史であったが、どちらも毛色が違いながら主題は同じ作品であると思えた。
     ただ、こちらの方が面白かったかな。克明に描かれた悪夢の物語である。

     この作品を、というか二作ともなのだけど、何にしろこれらをフェミニズム的な視点から受け取ることにいささかためらいを覚える...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    簡単に言えば、主人公がゾンビと戦いながら悪夢から脱出するという話。ゲーム感覚で話は進む。その内容はライトノベルのようだが、文章が純文学だ。難しい言葉も多くて、辞書なしでは読めなかった本。そのたびに中断してそれがまどろっこしかった。自分の教養のなさのせいだが。ゾンビとの戦い方が笙野氏らしいと思った。不...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    言葉・リズムに潜むジェンダーを潜り抜けるブス女小説
    まとわりつくような文体が気持ち悪し
    『負け犬』読むならこっち読んで欲しい

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年11月05日

    やっと読み終わった…。ラストのスピード感は半端無かった。
    笙野頼子はフェミニズム的な論じ方をされるけど、それは単なる材料にすぎなくて、ことばそのものが対象であるというのに納得。

    結局、現実の跳蛇は、とか、現実では、とか言ってたけどその現実っていったいなんだったの。どこにあるの。
    (今今、どこにもな...続きを読む

    0

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