解禁随筆集

解禁随筆集

1,980円 (税込)

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発禁から解禁へ!?ひとりの女人として正直に物を言い、キャンセルされた反米文学者のその後。

発禁から解禁へ!?
2024年、一つの判決が出ると
このような本はもう出せなくなるかもしれない
今ならまだ書けるぎりぎりまでを書いた
私、私小説、身体、言論の自由、保守の本分、ジェンダー主義告発
ひとりの女人として正直に物を言い
キャンセルされた反米文学者のその後
女たちと保守の一点共闘、最前線報告

【目次】
緊急出版ご挨拶、「座して亡国を待つわけにはいかない(引用)っていうか」
S倉、思考の場所/架空の土地
藤枝静男論 会いに来てくれた
川上亜紀論 知らなかった『チャイナ・カシミア』解説
これ?二○一九年の蒼生の解説です
反逆する永遠の権現魂─⾦毘羅⽂学論序説
続報『女肉男食 ジェンダーの怖い話』
十八歳または二十歳になる猫
後書き

リンク集
初出一覧

【著者】
笙野頼子
笙野頼子(しょうの よりこ)
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。元・立教大学大学院特任教授。
81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。著書多数。

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