硝子生命論

硝子生命論

1,540円 (税込)

7pt

4.2

失踪した異端の人形作家ヒヌマ・ユウヒを偲ぶ会が、彼女の顧客たちの手で催された…。今、最も熱い注目を浴びる気鋭の作家による超前衛カルト小説。

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硝子生命論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年09月22日

     機会があって、読ませていただいた本である。なかなか興味深い読書体験だった。終盤の論理的な狂気描写にはさすがに気疲れしてしまったけれど。

     ここで描かれるものは私には「意思を持つ他者への嫌悪と恐怖」と感じられるのだけど、少なからず共感するところもあって、なかなか興味深い読書体験であった。
     本質的...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「死体人形との恋愛生活、そして人形愛者達の幻視建国――。」笙野頼子は出会ったときからずっと好き。カルト作家と呼ばれても、J文学と言われても、ひたすらに格好いいのです。何度読んでも難解で、でも好きな本です。

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月14日

    人形とか少年とか。
    彼らはやっぱりそういう存在だと思う。生きてたらだめ。時間が止まってなくてはだめ。だから、硝子じゃなくても、硝子でなければならない。

    初めて読んだ笙野頼子やったけど、難しかった…。書かれすぎてて難しかった。
    それにしても、ぶさいくさんの気持ちが分かりすぎて心に刺さりまくったぞ…

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年06月19日

    全四章。なお、雑誌での掲載順でいうと、第一章と第二章が入れ替わる。
    第一章 硝子生命論
    第二章 水中雛幻想
    第三章 幻視建国序説
    第四章 人形歴元年

    ~簡単なあらすじ~
    「死体人形」≒「硝子生命体」を作成し、そして失踪してしまったヒヌマ・ユウヒ。
    彼女に取材という形で関わり、また「死体人形」の所有...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    死体人形作家ヒヌマユウヒ、彼女の失踪とそれを追い求める形の果ての人形王国国家への到達.人間から書物になってしまった私の語りで描かれた男性を必要としない少年の人形とアンドロイドの世界は,女性にとっての憧れの地なのだろうか.

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