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Posted by ブクログ 2010年12月08日
三浦氏の「生活を愛せない人が増えたと思う」に妙に納得してしまった。
暮しを便利にする家電やシステムを誰もが利用できるようになり、その恩恵を受けて生活はより豊かでゆとりのあるものになっていってよいはずなのに、実際には、24時間化した日々の暮しにゆとりはなく、追い立てられるような忙しさを感じながら生きて...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月05日
「ファスト風土化」:駅前にファストフードや居酒屋のてぇーン店ができたり、郊外に大型ショッピングセンターが登場したりして、駅前の商店街がさびれ、画一化が進むこと。
「無印良品」は「反体制派」商品である。体制とは「アメリカ的豊かさ」と「ファッション性」の2つを追求することである。
「共費」:部屋をも...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月30日
『下流社会』で有名になったアクロス誌元編集長の三浦さんと、セゾングループの実質的オーナー堤清二(辻井喬)さんの対談。
2人の論を通して、戦後~現在に至る流通と消費生活の流れを駆け足で俯瞰できるのが良かった。無印ブランドの根底に脈々とながれてる哲学みたいなものが、クリエイターや商品開発者ではない元グ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月10日
ここのところリンク読みしているセゾン文化もの。今更ながら、堤清二という存在の「深さ」と「軽さ」に興味津々なのです。そういう意味で、本書は辻井喬名で書かれているものに比べ、自己批評性が薄く感じられました。やはり、セゾングループの総帥、堤清二とグループ企業、アクロスの編集者であった三浦展との組み合わせが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月09日
三浦展氏の著作は目を覆いたくなるくらい、基礎知識の不足とデータの意図的な引用が多い。
でも、この本ではインタビュアーとして、堤氏と視点が共有されており、非常に読みやすい。
安易な若者批判がなければ、非常に面白い本。でも、三浦展氏がそれを生業としている以上、切っても切り離せないわけで、この本でも安...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月28日
現在の消費行動に関する、三浦氏とセゾンの堤氏の対談。
内容は戦後からのアメリカ消費文化と日本の変遷を背景とした移り変わりを背景として消費者の意識がどう変わり、さらに商品・サービスがどのように変化したかを語っている。
歴史的な背景はうなづける点が多く、おそらく三浦氏の多岐にわたるデータを基にした議論な...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月26日
無印良品という「有印」のブランドは、シンプルでありながら心の隙間にフィ
ットする商品であふれている。
初めは、「これでいいや。」
でもそのうちに「これがいいな!」と思わせる。
そのブランド力は注目に値するところだ。
無印の歴史について書かれている本ではないけど、そういった「でいい」ものが売れる...続きを読む
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