新装版 白い航跡(上)

新装版 白い航跡(上)

770円 (税込)

3pt

4.0

薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの肉を切り開き弾丸を取り出す姿を見聞し、自らの無力さを痛感すると同時に、まばゆい別世界にあこがれる。やがて海軍に入った兼寛は海外留学生としてイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。(講談社文庫)

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  • 新装版 白い航跡(上)
    770円 (税込)
    薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの肉を切り開き弾丸を取り出す姿を見聞し、自らの無力さを痛感すると同時に、まばゆい別世界にあこがれる。やがて海軍に入った兼寛は海外留学生としてイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。(講談社文庫)
  • 新装版 白い航跡(下)
    726円 (税込)
    海軍軍医総監に登りつめた高木兼寛は、海軍・陸軍軍人の病死原因として最大問題であった脚気予防に取り組む。兼寛の唱える「食物原因説」は、陸軍軍医部の中心である森林太郎(鴎外)の「細菌原因説」と真っ向から対決した。脚気の予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く歴史ロマン。(講談社文庫)

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新装版 白い航跡(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月10日

    2022.06.04土屋守氏推薦。薩摩藩が舞台ということもあって興味深い。なぜ、日本の医学界がドイツの流れを汲むのかがやっと理解できた。

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    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    登場人物も背景も予備知識なしで入る。薩摩藩の大工の家。主人公は幕末に生まれ西洋医学を志す。努力と実力。人格も手伝い偶然も呼び込む。次から次へ、膨らむ立場。責任も重い。下巻の展開が楽しみになる。…明治の日本。「坂の上の雲」を目指して歩く。その先に何があるかはわからない。ただ、ひたむきに登る。その答えを...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年06月15日

    複数巻の長編を平行に読破しよう月間再開。

    慈恵医大を作った高木兼寛の生涯のドキュメンタリー。倒幕から明治維新の動乱期に、戦火をくぐり抜けながら、西洋医学の重要性に目覚め、留学するまでの波乱万丈を描いた上巻。

    吉村昭らしいパワフルな文体で、グイグイと押し進めるストーリーは、日本の混乱期、特に薩摩藩...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    陸海軍を震撼させる脚気の予防法を確立せよ戊辰戦争で見聞した西洋医学に驚いた薩摩藩軍医の高木兼寛は、やがて海軍に入りイギリスに留学、近代医学を学ぶ。東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く。

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    Posted by ブクログ 2012年09月02日

    中学の先生に勧められた一冊、私が歴史小説を好きのなったきっかけの本(あと司馬遼太郎『竜馬がゆく』)。医者の覚悟というものを時代は違いながらも感じ取ることができた。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年03月27日

    明治維新の時期の面白さの1つは、身分や家柄とは関係なく、能力や資質のある人間が世に出る機会を得て活躍するケースが多かったことだと思う。本書の高木兼寛しかり、同じ著者の「ポーツマスの旗」の小村寿太郎しかり。九州の豊かとも言えない村の大工で終わる可能性もあった兼寛の活躍の舞台が、本人の才能、実直さに加え...続きを読む

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