無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年06月09日
科学哲学に関して、例えを多く用いてとてもわかりやすく書かれていた。
学問的なことよりも、一般人の身の回りに起こることに関連づけた内容が主となっているため簡単に理解できる内容が続いている。
反面、文章の量に対して質量が他の本と比較して劣るので学問的な知識を深めたい人には向かず、初学者や教養を身につけた...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月28日
日本人は科学と言えば、客観的で正しいことを教えると考えがちだが、実は科学といえども仮説の集まりにすぎないことを説いてくれる啓蒙書である。すなわち、まだ反証されていない仮説の集まりが科学という訳だ。なので「99.9%は仮説」というタイトルになったのである。
唯一の真理と思われていたことが実は違って...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月03日
もう一度読みたいと思った近年のベスト。
無人島に持って行きたい本は?と聞かれることがあれば今はこの本をあげたい。
それくらいすごく面白い本だった。
著者はとても分かりやすく噛み砕いて書いてくれているのだが、初めのうちはいわゆる「理科」な話が難しく、めげそうにもなった。それはもちろん、私自身がその背...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月23日
飛行機が何故飛ぶことが出来るかよく分かっていないことを導入として世の中にいかに仮説が多いか示している。
帰納法はボトムアップ。個々の事象から普遍的な理論を導き出す。
演繹法はトップダウン。
話が通じないのはお互いが当たり前の前提としている複数の仮説が食い違っているからかもしれない。
これを共約不可...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月28日
研究者になって改めて読んでみたら(たぶん、以前にもよんだことがあるんだけど、あまり印象に残らなかった)、腑に落ちることがたくさんあった。
自分にとっては口語体の文章で読みづらかったけど、一般書としての親しみやすさというところを重視しているのだろう。煙に巻くような書き方も竹内さんらしい文章だとおもう。...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。