無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
きょうだい達の物語
サリンジャーの同名小説をモチーフにした作品らしい。
サリンジャー版は読んだことがないので、詳しくはよくわからないが。
鏡家のきょうだい達が語り、あるいは語られる。
『憂い男』
物語の中で語られる『憂い男』の物語に引き込まれる。
醜い顔となって、孤独に生きる憂い男。
そのうちに仲間を得るが、どこかに憂いをもったままのその男。
中学3年生の秋雄さんが教えてくれた話に心を躍らせる。
不思議な憂い男。
自分がその子孫だと信じてやまない子どもたち。
子供らしい思い込み。
そうしていられる時はじきに過ぎ行く。
『小川のほとりで』
家出をした佐奈。
小川のほとり、寒い中でうずくまっている佐奈。
家での理由。
本当の理由は餅。テレビ。父親。
「普通」が悪気なく垂れ流されていることへの嫌悪。
諦観。憤怒。悲哀
渇望。
この二作品はそれなりに面白いが、他の物語は読みにくくてなかなか頁を繰る手が進まない。
同時に読み始めた本を何冊も終わらせ、やっと読み終えた。
叙情的というわけでもない、おそらく、誰に対しても感情移入ができず、振り回された感じが読みにくいと感じた理由であろう。
好きな人は好きなのかもしれないが、嫌いな食べ物をぶらぶらと箸の先でもてあそぶように読んでいた。
サリンジャー版は読まないかもしれない。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
少女・女性マンガ
小説・文芸
小説・文芸