【感想・ネタバレ】ナイン・ストーリーズのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2017年02月14日

とってもよかった。

サリンジャーのオマージュだって。
読まなきゃ。

ほかの作品も読まなきゃ。
シリーズらしい。


読むごとに、みんな好きで愛おしくて
1番なんてとても選べなくなっちゃう感じ。

0

Posted by ブクログ 2013年11月26日

サリンジャーの同名作品をオマージュした文字通り9編からなる短編集。
こうしてまた鏡家サーガの話を読むことができてうれしく思う。雑誌掲載時に目を通したものもあり初見なのは3編だけだったが、最近オマージュ元のサリンジャーの方を読破したところだったので対比させながら作品を楽しむことができた。既発表の鏡家サ...続きを読むーガではあまり登場頻度が多くなかった長女、長男、四女の話も多く、特に長女癒奈のキャラが強烈だった。
お気にいりなのは鉄砲玉の男と四女那緒美の邂逅を描いた「ナオミに捧ぐ―愛も汚辱のうちに」。

0

Posted by ブクログ 2014年08月06日

サリンジャーのほう読んでないからなのか・・・
かっこよさはすこし感じたけど
良く、わかんなかった・・

0

Posted by ブクログ 2015年03月18日

きょうだい達の物語
サリンジャーの同名小説をモチーフにした作品らしい。
サリンジャー版は読んだことがないので、詳しくはよくわからないが。

鏡家のきょうだい達が語り、あるいは語られる。
『憂い男』
物語の中で語られる『憂い男』の物語に引き込まれる。
醜い顔となって、孤独に生きる憂い男。
そのうちに仲...続きを読む間を得るが、どこかに憂いをもったままのその男。
中学3年生の秋雄さんが教えてくれた話に心を躍らせる。
不思議な憂い男。
自分がその子孫だと信じてやまない子どもたち。
子供らしい思い込み。
そうしていられる時はじきに過ぎ行く。

『小川のほとりで』
家出をした佐奈。
小川のほとり、寒い中でうずくまっている佐奈。
家での理由。
本当の理由は餅。テレビ。父親。
「普通」が悪気なく垂れ流されていることへの嫌悪。
諦観。憤怒。悲哀
渇望。

この二作品はそれなりに面白いが、他の物語は読みにくくてなかなか頁を繰る手が進まない。
同時に読み始めた本を何冊も終わらせ、やっと読み終えた。

叙情的というわけでもない、おそらく、誰に対しても感情移入ができず、振り回された感じが読みにくいと感じた理由であろう。
好きな人は好きなのかもしれないが、嫌いな食べ物をぶらぶらと箸の先でもてあそぶように読んでいた。
サリンジャー版は読まないかもしれない。

0

「小説」ランキング