ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
宮本輝が描き出す人生の小説的スケッチ。大阪の下町から雪深い富山に移り住んだ幼い日の思い出、テニスに明け暮れた大学生活、父の事業の失敗と死別、広告代理店におけるコピーライターとしての仕事、そして、文学への目覚め……。『泥の河』で第13回太宰治賞、『螢川』で第78回芥川賞を受賞した著者が、自らの青春時代を綴った、珠玉のエッセイ集。(講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「途中下車」が一番好き。 電車で出会った彼女と、友人との間で揺れ動く、恋心や嫉妬心など…。電話を待つシーンなどはメールや携帯が発達している現代では考えられない場面だが、それがまた心情を表していてジーンとくる。 スマホ世代の若い人にもおすすめのエッセイ集。
エッセイと言うよりも、短編小説を読んだ感じです。作者自身は、そう言われることは潔しとは思われていないようですが。ご本人の生い立ちが、小説を超えるようなドラマチックなものであることに驚きました。ますます好きになりました。
中高生の頃に国語・現代文の問題で読んだことのある話がチラホラ。。 親は選べないけど友達は選べるんだよなーとか思ったり。こういうこと書ける中年になりたいです。
著者の少年~青年期を綴った自伝的随筆集。十数年ぶりに再読。作家には、なるべくしてなったとしか言いようがない波瀾万丈の生い立ち。忘れようにも忘れられぬ実体験を、見事に作品に昇華させてきたのだなということが改めてわかる。
私の大好きな方たちがそろって宮本輝ファン。彼の文体に多大な影響を受けた、彼の作品が好きだという話をちらほら耳にするので、どんな方なのか知りたくて、少しずつ読み始めた。エッセイのほうが好きだなぁと教えてもらったこの1冊。『にぎやかな天地』と『錦繍』しか読んだことがないので、いまいちピンとこないところも...続きを読む。とにかく、陳腐な使い古された言葉を使うなら、この人は、「波乱万丈」な人生を歩んできたのだなぁということ。もう少しいろいろな作品を読んでから、もう一度読んでみたいなと思う。
独特の作風の作品も多々あり、エッセイと言うより文学作品を読んでいるような気持ちになる。幼少から芥川賞受賞期に至るまでの自らを綴っている。
エッセイ集は読むつもりなかったけど、読むものがなかったからなんとなく読んだ。 いつも車の中に置き、 信号待ちや、出勤前の駐車場で数分とか、迎えに早く着いたときとか読むのにちょうどよかった。 エッセイも小説みたいだった。 彼は詩みたいだと言われるとうれしいみたいだけど。 でも私は、エッセイを読みながら...続きを読む、彼が今まで書いてきた作品の数々をリアルに思い出した。 なるほど・・・宮本輝の小説には、こういう人生が背景にあったのかと。
1978年から1980年頃に発表された作品をまとめたエッセイ集。能登へ旅した時に、同じく一人旅をしていた女性とのふとした会話から、汽車の中での母親の記憶を思い出す「能登の虹」が良かった。旅での刺激が過去を追憶するという。 "旅へ出ると、いろんな匂い、いろんな風景、いろんな顔々を見つけるが...続きを読む、それは随分あとになって、私の中の固く凍った根雪の一片とからまり合いながら、別の形と化して涌きあがっていく。"
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
新装版 二十歳の火影
新刊情報をお知らせします。
宮本輝
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
愉楽の園
青が散る(上)
生きものたちの部屋
異国の窓から
いのちの姿 完全版
海辺の扉(上)
オレンジの壺(上)
海岸列車(上)
「宮本輝」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲新装版 二十歳の火影 ページトップヘ