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Posted by ブクログ
小沼丹の描いたエッセイです
知己にあたる人々が登場する知己エピソードがチラホラと出て、落語のような滑稽さがどれもあるのですが、既に故人であるオチが多々あります
冗談の言う間柄だった方が、いつの間にか流行り病で倒れていたり、数日前まで元気だったのにポックリ逝っていたり、サラリと訃報を流してエピソードを切っています
表現したいものをテーマのエッセイで、カラリと喪に服したような小説が描きたい、といったようなことを述べていました
「大寺さん」という軸になるキャラを産み出したことで、喪失を客観的に表現できるようになったそうです
湿度を除くことが出来たと、除湿機のようなキャラだそうです
おそらく小沼丹は、死別による喪失を小説にすることで昇華を狙っているのだと思いました
お涙頂戴とまでは行かず、サラリと喪に服す表現は読み心地がよかったです
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小説・文芸
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