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Posted by ブクログ 2022年09月07日
中から確認できない事故の全容。
それぞれが隔離された中、つながるのは声のみ。
他に生存者がいる。それはどんなにか勇気づけられることだろうと思うのだが…。
硬質なSFとのレビューに、ついていけるか心配したが無用だった。
作者としても挑戦だったという、それぞれの登場人物たちの強い自我・行動が、物語をひ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月06日
宇宙に行ったら何が怖いかって話で、確かに空気が無いってのは怖いっちゃあ怖い。空気なんて地球にいれば常にあるんだから、それが無いってのは怖いって。でも考えてみりゃ船に乗って外洋に出てしまえば、まぁ空気はあるけど、船が沈没したら確実に死ぬし。あの水に入っているだけであっというまに身体が冷え切るっぷりは恐...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月01日
小川一水の長編SF。短編の方がキレが良い作家さんのイメージで居たのですが、塗り替えられました。面白くて一気に読んでしまいました。とても読みやすいので誰にでも勧めやすい内容でした。
一癖二癖ある人物ばかりで、誰が生き残るんだろうかと云う気持ちでハラハラさせられてみたり、仮にこの2人が生き残ったら幸せに...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月10日
A.C.クラークの「渇きの海」を読んだのは中学生の頃だった。本作は同じSF設定のディザスターものだが、最新の科学知識が反映されている分、現実的リアリティの面で一歩リードしているのは当然だろう。だが、センス・オブ・ワンダーという面ではどうだろう。SFにしか出来ない自由なイマジネーションがどれだけ発揮さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月27日
―――軌道ステーション“望天”で起こった破滅的な大事故。
その残骸と月往還船からなる構造体は、無数の死体とともに漂流を始める。だが、隔離された気密区画には数名の生存者がいた。
空気ダクトによる声だけの接触を通じて生存への道を探る彼らであったが、やがて構造体は大気圏内への突入軌道にあることが判明する…...続きを読む
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