物語ること、生きること

物語ること、生きること

605円 (税込)

3pt

国際アンデルセン賞(児童文学界のノーベル賞)受賞!作家になりたくて、でも、甘ったれの幸せな「夢見る夢子さん」のままじゃ作家には絶対なれないと思っていた10代。自分で自分の背中を蹴っ飛ばし、外の世界に触れ、文化人類学の道を志した20代。そして、その先に待ち受けていた「作家として生きつづける」という新たな登り坂……。壮大な物語世界を生んだ作家の道程が問いかける、「読むこと」「書くこと」「生きること」とは。

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物語ること、生きること のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    面白かった。若い頃の思い上がりをそのまま話してくれて、いいのかな、誰かわからない相手にこんなに自分のこと話してくれて。スーパーマンじゃないバルサが生まれたのも納得した。

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    Posted by ブクログ 2019年11月16日

    ファンタジーものが好きで、どちらかというと空色勾玉のような古代日本をベースとしたファンタジーのほうが好きだが、上橋さんの精霊の守り人シリーズも好きだった。初めて知ったのだが、完全に現実世界とは別の世界のことを書いたファンタジーは「ハイ・ファンタジー」と言うんだね。
    しかし完全に別世界といっても、さま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月10日

    作家・上橋菜穂子の作家になるまでの生い立ちや、作品創作についてのインタビューをまとめた本。なぜ本人によるエッセイという形でなく他人の手を介する形にするのだろうという疑問がありましたが、あとがきに相当する部分を読むと、インタビューという形で他人が介することで引き出されるものもあり、自分のことを自分で語...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月13日

    上橋菜穂子さんが、作家になるまでに至る幼少の頃からの経緯を語り、インタビュアーが本にまとめた一冊。
    小さな頃に昔話を語ってくれた祖母のことや、読書が大好きで行動することは苦手だったこと。
    あこがれの作家、ボストン夫人に会いに行った話や、大学で文化人類学を学び、やがて研究者になる話等々。
    精霊の木や守...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月16日

    人が全身全霊でモノを書いていくとは
    どういうことかを
    学んだような

    作家が生きてきた過程そのものが
    あの作品に こんなふうに昇華されていくのだ
    あの作品の 背景はここにあったのだと
    綴っておられる
    上橋菜穂子さん

    改めて 上橋作品のファンであることを
    再認識してしまいます

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    Posted by ブクログ 2015年12月12日

    上橋菜穂子さんが小説を書くようになるまでのインタビューをまとめた1冊。
    物語への思いや今までの読書体験、上橋菜穂子さんが今に至るまでの物語。
    自然や、生き物、人へ向ける眼差しはこのようにして培われ、物語に生きてきていたのだと感慨深いものがある。
    ファンタジーは今まで手に取ることのほとんどなかったが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月29日

    上橋さんが小説を書くようになるまでのお話を書いた本。
    ひとつひとつの経験を通じて納得することができました。
    「上橋さん、引き返すならいまよ。今ならまだまともな人生が待っているわよ。」
    何の保証もあるわけではないのに、就職する道を棒に振って、作家や研究者を目指した上橋さん。
     目指す道は違いますが、つ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月15日

    上橋菜穂子さんが作家になるまでの生い立ちを、インタビューして本にしたものです。
    だから、上橋さんが書いた本ではなく、まさに上橋さんの本!ってことになりますね。

    小説を書く時に、嘘をつきたくないという言葉がとても印象に残りました。
    ファンタジーを書いてるから、嘘の部分もあるんだけど、根っこの部分では...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月19日

    H27.2.18
    上橋さんの生き方そのものが物語のあちこちに展開されている。体験にそって、言葉に換えられているというのは臨場感溢れていて引き込まれる。

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    Posted by ブクログ 2015年02月11日

    物語を書いてみたいと、作家になりたいと読書が好きな子供なら一度位は思ったことがあるのではないだろうか。

    それでも読む側のままの人と、物語を生み出す人の違いってなんだろうと思ってた答えが、この本からおぼろげに見えてきた気がする。

    自分の好きなこと、興味があることを突き詰めて行く強さ、一歩を踏み出す...続きを読む

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