斜陽に立つ

斜陽に立つ

880円 (税込)

4pt

3.8

乃木希典と児玉源太郎。戦乱の幕末・明治を疾走した両将の人生の軌跡と友情。
乃木は愚将に非ず-歴史小説の巨匠の集大成、入魂のライフワーク。

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斜陽に立つ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「自敬に徹したこの最後のサムライにとって、世上の毀誉褒貶は無縁のざわめきでしかなかった。」

    古川さんの昨年出版された最近刊。
    乃木希典を描いた小説かと思い読み始めましたが、評伝のような作品でした。
    明治を生きた性格と境遇の対照的な二人の軍人、乃木希典と児玉源太郎を多くの史資料を参考にして読み解いて

    0
    2010年10月10日

    Posted by ブクログ

    読んだきっかけ:興味があって買いました。

    かかった時間:11/1-11/21(21日くらい)

    内容: 「凱旋後、希典は学校などに招かれて講演することがよくあったが、演壇に立った彼は、『私が乃木であります。みなさんのお父さん、お兄さんを殺した乃木であります』と、まず深々と頭を下げるのだった。…

    0
    2013年03月31日

    Posted by ブクログ

    途中なんどか毎日新聞で連載も読んでいたのですが、ふと気づくと本になっていたので早速手に取りました。
    古川氏がこの本の中でとても意識されていた、司馬遼太郎の「殉死」を以前読みました。
    たしかに、乃木大将は「愚将」として書かれていたように思え、そのように私の中でも印象付けられました。
    その汚名をは

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    乃木と児玉中心の小説。私は新聞連載で読んでいました。
    司馬先生の「殉死」のイメージに引きずられている乃木ですが、この本は彼の悲劇を暖かい眼差しで描いていますね。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    愚将と言われる乃木希典の物語。
    同郷の作者により、愚将というレッテルを覆すような内容。
    でも、難しかった。
    読むのに苦労した。

    0
    2018年07月10日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎が乃木希典を貶している由だが,本書はそれに対する反論だ.同郷であることもあって,著者の論説に共感する所が多い.日露戦争で確かに多くの兵士を殺した将官であるのは事実だが,大本営の無策もある.児玉源太郎については希典との出世競争の形で書いている.全般的に淡々と進む記述に好感が持てた.

    0
    2011年11月07日

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