花冠の志士 小説久坂玄瑞

花冠の志士 小説久坂玄瑞

722円 (税込)

3pt

4.1

2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、主人公はこの若き志士を愛した! 幕末の乱世、尊王攘夷派の志士たちの中心人物として短い人生を駆けぬけた久坂玄瑞。長州藩医の子として生まれ、黒船来航から間もなく家族を喪い、攘夷の志に燃えた。松下村塾の双璧として高杉晋作と並び称され、師・吉田松陰の妹を妻とした。詩を愛し、武に生き、もののふとして散ったその生涯を描いた決定版。

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花冠の志士 小説久坂玄瑞 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年09月30日

    幕末と言えば!な本を久しぶりに読んでみた
    なんかビジネス書とか神格化されがちだな~と
    前からちょっと毛嫌いしていた久坂玄瑞。
    だけど読んでみたらスッキリ。
    こういう人間臭さがとても良い(良くも悪くも)
    幕末の世に25年の生涯を華々しく散ったといえば聞こえはいいが
    吉田松陰とのやりとりが一番面白かった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月04日

    ・「事機の去来は影の如く、響きの如く変転する。往昔の死例をとって、こんにちの活変を制しようなど笑止の沙汰だ。思慮粗浅とはこのことをいうのである。事を論ずるには、おのれの立場から見を起こせ。換言すれば、着実であれということだ」(玄瑞からの最初の書状に対する松陰の返書)

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    Posted by ブクログ 2017年11月08日

    古川さんは白石一郎・滝口康彦氏と共に西国三人衆と呼ばれ、中央文壇に背を向け、故郷・下関を中心に活躍している作家さんとして名前は知っていました。
    しかし、他の二氏と違い手を出したことが無く、今回が初挑戦と思いきや、どうも以前一作だけは読んでいるようです。とは言え、まったく記憶が無く、初挑戦同様です。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月21日

    NHK大河ドラマの脚本は、この小説を底本にしているのでは!
    ドラマを観てから読むと、とてもイメージが広がる。

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    Posted by ブクログ 2015年03月31日

    久坂玄瑞を通じて描く維新、いろいろな価値観が錯綜している時代ということは理解できた。佐幕にしても、尊王にしても、賛同や反撥、継承発展、否定などの過程を経て醸造発酵していくことがよくわかる本でした。

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    Posted by ブクログ 2015年01月19日

    久坂玄瑞の桜のように散った青春が詰まった一冊。
    家族を失った悲しみが彼を攘夷に向かわせたのか…久坂のルーツが見えました。
    いつも鉢巻きをしている熱血漢なイメージの久坂なのだが、本当はそれは若桜の花冠でなければならないという…そこにいるのは才気あふれた多感な若者です。
    淡々としていて、感情移入はしにく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月14日

    藩医の子に生まれ攘夷の志士として散った久坂玄瑞の生涯。十代にして漢詩を嗜み、長じては今様を吟じ天下国家を論じる。才能豊かな若者がそのあまりにも短い生涯を駆け抜けた熱い時代の息吹が溢れる歴史小説の佳作であり、前半の吉田松陰の死までが特に興味深い。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年03月08日

    久坂玄瑞って、怖いと思っていた。
    なんであそこまで狂信的に攘夷を叫ぶのか。
    その、イっちゃった感が、すごく怖い。

    15歳の時、母を亡くした。
    そして、20歳年上の兄も、その年に亡くした。
    黒船来航に浮足立ったその時代、藩は久坂玄瑞の兄、玄機に海防策の立案を命じた。
    病床にいた玄機は、病を押して海防...続きを読む

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