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Posted by ブクログ 2012年10月19日
あとがきが面白い。長野まゆみ作品は少ししか読んでいないが少し文体が違っている。あとがきによると1997年初版発行の初期作品とのこと。なんだか初期の方が読みやすいという気もした。
銀木犀が題材となっている。銀木犀が薫るこの季節に読めて嬉しい。普段、金木犀の薫りに圧倒され銀木犀に目を留めることは少ない。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月20日
再・・・読。久し振りに読んだら…銀木犀に捕食された少年?とか思えてうわなんかぞっとする…、けど、何か違うものも感じる。でもやっぱり世界観は美しくて、大好きな一冊です。
2012/10/29再読。今回は直近に小泉八雲の「怪談」を読んでいたので、ん?なんだか現代の怪談ぽくない?との印象が。木の妖精に囚...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
気だるくて眠くて仕方がない時に「トドメ!」とばかりに読む本です。
銀木犀の木に魅せられていく少年の姿を覗いていると、ジワジワと真綿で首を締められるような妙な気分になってきます。湿り気を帯びて躍動する木が本当に生々しくて、まるで木の体内にいるような怪しい雰囲気を漂わせていました。銀木犀(金木犀でも可)...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月14日
『夜啼く鳥は夢をみた』を思い出す内容だった。絡めとられるように夜な夜な銀木犀の元へ向かってしまう燈水のあやうさは、まさに長野少年といったところ。細い首をした早緑の少年へ無意識に抱く敵意。小さい頃、知らぬ土地で出会った同じ年頃の子どもには何故か敵愾心のようなものを感じたものだったけれど、そんな遠い記憶...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月05日
長野さんの初期の頃の作風の作品。
テレヴィジョン系も好きだけど
この作風の作品もなかなか好き。
銀木犀に取り込まれた主人公は結果的に残酷な形なんだろうけども、
でも描写はおそろしいものではなかったし、寧ろゆったりと銀木犀と同化していく様が
お母さんのお腹の中を思い出させて
この銀木犀に取り込まれ...続きを読む
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