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Posted by ブクログ 2021年03月04日
石川康宏先生の書簡部分は、正直内容が難しかったのですが、難しいなりに読み飛ばしながら(すみません)読み切りました。
でも、難しいと諦めずに最後まで読めてよかったです。
内田樹先生の部分は、読みやすかったです。
マルクスってすごいなーと漠然と感じ、
マルクスの言葉の力にカリスマ性を感じました。
マ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月07日
小説ではない本が久しぶり。
マルクスは読んだことない。
今年65の親父の時代はケインズが主流で、マルクスはやらなかったって。
そんなマルクス。
全然基礎知識なし。
共産主義の源流ってくらい。
でも、この本はそうじゃない現状の問題点に向き合い、自分の頭で考えた人の話。
流されて日々を送っている自分は背...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月29日
20代のマルクスが残した書物を、内田樹と石川康宏が往復書簡の形で読み解く本。
石川氏による専門家ならではのしっかりとした解説と、内田氏による極限まで噛み砕いた説明のバランスが良く、知識がなくても読んでいて楽しめた。
「AがBであるのではなく、BがAなのだ」(内田氏書簡、p.218)という修辞に代表さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月19日
誰の思想でも年月の経過による変遷があるのは当然で、それはわかってはいる。しかし、門外漢がマルクスの思想を理解しようとすると、どうしても様々な時代に展開された考え方をひっくるめて「これがマルクスの思想です」と言えるようなものを求めてしまい、結局よくわからなくなってしまう。その点、この本はマルクスの著作...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月16日
最近(2014年の暮れ)本屋で「マルクス」や「資本論」という言葉がタイトルにつく本が増えている。
世界中の人が資本主義に対してうっすらと違和感を持ち始めているからだろうか。トマ・ピケティの「21世紀の資本論」が世界的に売れているらしいが、これも経済格差について論じている。
社会主義とか共産主義とい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月20日
対談形式ではなく往復書簡。すらすら読めるような本ではありません。
とはいえ、「マルクスを読むと、頭がよくなる」という感覚は読んでいくと少し分かります。
共産主義は失敗したものだから読んでも仕方ない、なんていう考えは本当に勿体ない。難しいことは分からなくても、元気が湧く本でした。
まえがきと『共産党...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月17日
へえ〜、マルクスを誤解(=誤理解)していたなぁ、と思うことと、何かを分析し理解しようとすることそのものの意味を誤解(=理解不足)していたなぁ、というのが感想。
一番驚いたのは、共産主義社会という理想像があり、そこを目指すのが革命ではない、という指摘。
確かに、マルクスは「空想的社会主義」とは異なる「...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月22日
中高生向けに書いただとう!?原文抜きに解説だけ読んでも…御三家諸氏じゃないと難しいのでは。
大人には、まあまあ分かりやすい、レベル。
2人の学者が奮い立たせられるほど天才、とマルクスを賞賛されているのだが、それは将棋の棋士の攻防の凄さがまるで素人にわからないのと同じかな感じた。
20代でこんな文...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月25日
お二人のマルクス本に対するスタンスの違いを、如実に感じるものでした。僕が最も違いを感じたのは誤解という言葉でした。石川先生はこの言葉を多く用いていた印象を持ちました。
歴史や社会などのコンテクストの中のマルクス理論に価値を置くのか、活動の背景としてのマルクス理論それ自体に価値を置くのかと単純化して理...続きを読む
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