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全てのプロットが最後の一行のために敷かれていると感じました。
小説の方がやはり、筋書き・展開どれをとっても一枚も二枚も上のような気がします。
テレビはあくまでも今一番売れっ子の二人を登用しテレビ士立てにうまくできていましたが・・・
Posted by ブクログ
「疑惑」は人間とは主観で物事を考えてしまう生き物なんだなと思わせられる作品であった。読んでいくうちに読者のわたしたちも鬼塚球磨子に対して憎悪の感情を募らせていくようになっている。読者は球磨子が然るべき罰を受けることを願ってしまうけれど、それと実際に罪を犯したか否かという事実はまったくの別物であって慎重に検討しなければならない。人を裁くことの難しさ、そして「面白さ」もわかるような気がした。松本清張作品で、人を殺してしまうのはいわゆるサイコパスではなく、ごくありふれた人である。その人たちがいかにして人を殺してしまうかを丁寧に描いてくれているので、そこが好きだなと思わせられる。
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