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Posted by ブクログ 2017年08月19日
「電気を大切ね」。テレビ・コマーシャルで語りかけていた
東京電力のキャラクター・でんこちゃんは、あの原発事故
から姿を消した。
本名は「分電でんこ」。描いたのは内田潤菊。どうやら家族も
いるらしい。でも、今は家族ともども行方不明だ。
でんこちゃんと同じように姿を消したのが、オール電化住宅
のコマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月26日
あ、この広告ね。うん、このCM見たことある。1970年~2011年の間に、電力9社が費やした広告宣伝費は、2兆4179億円超。
もちろん、その費用の原資はあなたや私が支払っている電力料金から、そしてその多くは「原子力発電所は絶対に事故を起さない」「万一事故が起きても放射能は絶対に外に漏れない」「原発...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月11日
原発推進広告のオンパレード。よくも集めたり。しかし実際は原発広告は膨大で、本書にあるのはその一部だと。どうして寡占事業に広告がいるのか。答えは本書で。
意見広告のようでいて、反論の余地のない一方的なカネに物を言わせたやり方はどうなのだ、と、かなり前に天野祐吉さんが広告批評で原発広告をとりあげていた。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月28日
原発に関して「いくらくらい」「どのように」広報活動が展開され、その日本最大の広告費でメディアの自主規制を陰に陽に招いていたかを、豊富な事例とデータを基に描いている。反原発ではあるけど冷静な第三者的な筆致が守られており、国家プロパガンダ研究の書としても有用。
しかし、これだけの広告コストを独占企業が総...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月04日
原発安全神話を作り上げた原発広告をプロパガンダの一種と見做し、その歴史と構造を探った書。
1991年に作成された「原子力PA方策の考え方」は原発広告の舞台裏が垣間見えて興味深いし(p.48-64)、「私も脱原発だ」と公言して都知事選に立候補した舛添要一氏が過去にちゃっかり原発推進派のシンポジウムで...続きを読む
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