原発広告

原発広告

1,320円 (税込)

6pt

3.7

原発広告250点、一挙収録! いかに「安全幻想」は植え付けられたのか? 1970年代から3.11直前まで、莫大な広告費をつぎこんでつくられてきた「原発広告」。戦後もっとも成功したプロパガンダともいえる、原発広告の是非を、いまこそ世に問う。

...続きを読む

原発広告 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月19日

    「電気を大切ね」。テレビ・コマーシャルで語りかけていた
    東京電力のキャラクター・でんこちゃんは、あの原発事故
    から姿を消した。

    本名は「分電でんこ」。描いたのは内田潤菊。どうやら家族も
    いるらしい。でも、今は家族ともども行方不明だ。

    でんこちゃんと同じように姿を消したのが、オール電化住宅
    のコマ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月26日

    あ、この広告ね。うん、このCM見たことある。1970年~2011年の間に、電力9社が費やした広告宣伝費は、2兆4179億円超。
    もちろん、その費用の原資はあなたや私が支払っている電力料金から、そしてその多くは「原子力発電所は絶対に事故を起さない」「万一事故が起きても放射能は絶対に外に漏れない」「原発...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月11日

    原発推進広告のオンパレード。よくも集めたり。しかし実際は原発広告は膨大で、本書にあるのはその一部だと。どうして寡占事業に広告がいるのか。答えは本書で。
    意見広告のようでいて、反論の余地のない一方的なカネに物を言わせたやり方はどうなのだ、と、かなり前に天野祐吉さんが広告批評で原発広告をとりあげていた。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月28日

    原発に関して「いくらくらい」「どのように」広報活動が展開され、その日本最大の広告費でメディアの自主規制を陰に陽に招いていたかを、豊富な事例とデータを基に描いている。反原発ではあるけど冷静な第三者的な筆致が守られており、国家プロパガンダ研究の書としても有用。
    しかし、これだけの広告コストを独占企業が総...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年04月10日

    過去の原発広告がどのようなものか知りたかったので購入。マスメディアへの癒着具合の情報以上に様々な広告を知ることが出来た本でした。
    プロパガンダの一種として読み応えがありました。原発広告に携わった人達の言葉なども聞きたかった。

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月21日

    原発がどう宣伝されてきたか。雑誌や新聞広告から読み解く。
    その時は安全だと思ってたんだろうなー、まさか自分が生きてる間に事故が起きるとかも思ってなかったんだろうなーとか。

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月04日

    原発安全神話を作り上げた原発広告をプロパガンダの一種と見做し、その歴史と構造を探った書。

    1991年に作成された「原子力PA方策の考え方」は原発広告の舞台裏が垣間見えて興味深いし(p.48-64)、「私も脱原発だ」と公言して都知事選に立候補した舛添要一氏が過去にちゃっかり原発推進派のシンポジウムで...続きを読む

    0

原発広告 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

本間龍 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す