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Posted by ブクログ 2021年02月09日
日本名 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが、1840(明治23)年、日本にやってきて初めて書いた「知られぬ日本の面影」の翻訳アンソロジーである。
ハーンは来日後、間もなく会った親切な英国人教授に「日本の第一印象は、出来るだけ早く書き残しておきなさい。」と言われ、あわただしく書き留めたものをまとめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月03日
2012.8記。
突然ですがやっぱり地元の夏祭り・盆踊りというのはよいものです。なぜか振付を熟知しているおばちゃん、よくわからない役割を与えられてねじり鉢巻きで周囲ににらみを利かせているおっさん・・・
私が小学生(30年前、1980年前後)のころから変わらない風景だが、思えばこのおっさんおばちゃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月01日
何度でも何度でも読み返したくなる。
特に夏「盆踊り」のあたりをまたもや...
ここまで素直に日本を感じられるなんて圧倒される。
池田先生には大学で短い間だけどお世話になった。
情景が浮かぶ訳に、詳しい注。
先生のお人柄を思い出す。
見たこともない遥か遠きこの国の過去に思いをはせる。
なぜだろうか、郷...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月14日
1890年にアメリカから来日したラフカディオ・ハーン(後に帰化して小泉八雲)が日本各地(主に山陰)を遊行した記録をまとめた本。
ハーンは本書の中で日本、日本人について絶賛している。日本の美しい風景、ありのままの情景、日本人の伝統的徳目、慎ましい態度、愛嬌、信仰、迷信にいたるまであらゆるものを褒め尽...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月02日
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが来日当時の日本の文化・生活をつづった随想録。文体は生真面目だけど日常的な言葉遣いで読みやすいです。
西洋化しきっていないかつての日本を事細かに描写していて、実際に見たわけではない風景ながら郷愁を感じられます。
……はいいのですが、随所に挟み込まれる西洋出身の筆者によ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月12日
トリップ小説である。冷静でありながら情熱的に昔の日本の景色、風習、人柄を書き尽くしている。読むだけでその当時、おそらく明治時代、まだ江戸の匂いが色濃く残る時代へ連れていかれる。小泉八雲はもともと新聞記者だっただけあり、事実を正確に伝えようとする描写力とそこから導き出される日本という国への分析力、そし...続きを読む
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