寝ずの番

寝ずの番

440円 (税込)

2pt

上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が、いままさに臨終のとき――。「師匠、何か心残りは? これはやっておきたかったということは?」と、弟子が聞くと橋鶴の口がもごもごと動いた。「そ、そ○が見たい」!! 弟子たちはみな、呆気にとられ、その後、大騒動に。果たして「そ○」とは、いったい何のことなのか――? マキノ雅彦第一回監督作品原作ともなった、粋で泣かせる中島らもの傑作三部作!

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寝ずの番 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お葬式にはある種日本独特の雰囲気がある。
    形式的になってしまう反面、親戚縁者が故人を通して新しくつながっていくような、実は前向きな儀式。
    それをコメディにするって言うのはある意味タブーなのだけど、
    うまく表現すればこれほど味わい深くできる日本的題材はないのかもしれない。

    お通夜の後、仏さんを目の前

    0
    2013年05月23日

    Posted by ブクログ

    割と短い本なんですぐ読めるし、映画化されてるんでイメージもつかみやすいかと。死を題材にしたものの中では最高にポップで面白い!

    0
    2013年02月10日

    Posted by ブクログ

    咄家の死と、その弟子たちが葬儀で繰り広げるあれやこれやを描いた作品。相当面白い。また、短編の形式なんですが一作一作の量も長すぎずサラリと読める話。全体的に軽快なテンポで進んでいく。咄家って粋だな、と思わせてくれる一作。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    映画を見てから読んだ。映画もよかったが、原作でも存分に会話の洒落ぶりが伝わってくる。今まで知らなかった単語もいっぱい知ったし。もう一度映画も見たくなる。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    下品だけど、最高のユーモアとホロッと感動させる話が折り込まれたストーリー。サクッと読めて、クスット笑える良書でした。

    0
    2013年08月23日

    Posted by ブクログ

    噺家一家の師匠、一番弟子、師匠の奥さん、3人それぞれの通夜の人模様。下ネタ、不謹慎満載だけれど、どこか人恋しさが漂う。こんな風に、あたしの寝ずの番をしてくれる人はいないだろうなぁ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    映画『寝ずの番』の原作。
    中島らもの作品は初めて読んだけど、非常に読みやすい!!!
    これからも読もう!

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    上野から新青森までの新幹線のお供に。

    お下品なネタの応酬に苦笑いしつつも、登場人物の間抜けなエピソードの数々がバカバカしすぎて愛らしく思えました。

    0
    2015年08月12日

    Posted by ブクログ

    内容紹介
    中島らもの人情喜劇の傑作が映画化
    上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴??今まさに臨終のとき。「師匠、何か心残りは?」と、弟子が聞くと橋鶴の口がもごもごと動いた。「そ、そそが見たい・・・」。果たして、そそ、とはなんのことか?
    内容(「BOOK」データベースより)
    上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴が、い

    0
    2013年07月28日

    Posted by ブクログ

    またまた中島らもの一作。
    落語一家に訪れた3人の死。師匠、兄弟子、姉さんの死。

    噺家らしい明るさを持って故人を偲ぶシーンを全面に、
    らもらしいタッチの物語で描かれている。

    ただし、恐ろしいことに、この兄弟子・橋次の死に方と、
    中島らも本人の死に方が酷似している。謎の含まれた物語。

    0
    2012年03月07日

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