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Posted by ブクログ 2013年05月31日
特に冒頭のラリりながら書いた話にびっくりしました。汚いおじさんの与太話なのに、宝物のように感じました。
悲しみの底が抜けたあとの、明るくて綺麗な部分だけを人にあげる。らもさんのそんな生き方はかっこいいと思いました。
この本おかげで、毎日街に引きずり出されています。街で起こる強烈な出来事に殺されず...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月23日
【本の内容】
何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。
勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。
TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。
次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月12日
ラリってる最中頭の中に浮かんできた事を書いたという小説ですが、
ラリって乍らのこの面白さ。日常のリアリティさ。
切なさ。辛さ。背徳感。
バース君。
他人の脳ミソを指先でなぞって行く様な気持ちで、
一気に読んでしまいました。
ネタは此れまでの他のエッセイや対談集でも出て来るものと被りますが、
何度聞い...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月07日
「頭の中がカユいんだ」「東住吉のぶっこわし屋」「私が一番モテた日」「クェ・ジュ島の夜、聖路加病院の朝」が読めます。
ラモさんはこの本が一番すきなんだってさ。
なんか分かる気がした。
表題作の無軌道さのヒリヒリ感はギリギリ青春をもってる。
これは圧倒的に切なくて悲しい。
けど、私も好き。
家に残して...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月11日
中島らも短編集。
ラリりながら4~5日で書いた(本人談)というだけあって、とにかく勢いがある。ハチャメチャで面白い。
サラリーマン時代のノンフィクションとのことだが、飲酒と睡眠薬と妄想によって、不思議でノスタルジーでジャンキーな雰囲気が全体に漂っている。
新世界の立ち飲み・・。行ってみたい!(笑...続きを読む
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