頭の中がカユいんだ

頭の中がカユいんだ

495円 (税込)

2pt

何かワケありの僕は、ある日、突然、妻と子を残して家出する。勤める小さな広告代理店に、寝泊まりするようになった僕。TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は……。中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集。

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頭の中がカユいんだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年02月20日

    最初の4ページを読んで、古本で買ったことを後悔したし、6ページ目なんて唸りながら読んだ。
    6ページ目の23文字目からの182文字のことがだい好き。
    こういうごちゃごちゃしている文章がだい好き。
    らも先生聞こえますか だい好きです。

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    Posted by ブクログ 2013年05月31日

    特に冒頭のラリりながら書いた話にびっくりしました。汚いおじさんの与太話なのに、宝物のように感じました。

    悲しみの底が抜けたあとの、明るくて綺麗な部分だけを人にあげる。らもさんのそんな生き方はかっこいいと思いました。

    この本おかげで、毎日街に引きずり出されています。街で起こる強烈な出来事に殺されず...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月18日

    中島らもさんにハマったきっかけになった本です。

    衝撃でした。
    かっこいいし、おもしろいし。
    薬のこととかいっぱいだし。

    知らない世界のおもしろさです。
    ちっちゃなことどうでもよくなるし、読んでるうちに気持ちよくなってきます。

    オススメです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日


    どーもこーも生き辛さや世知辛さをガンガンに感じる頃、
    この人の著書を読み心の底辺からぶわっと救われた気になった。

    言葉選びも描写も独特で面白い、
    この人の詩的な感覚が、個人的に超ツボ。



    同世代のくたびれた友人諸君の横っ面をこの本で叩いてやれ


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    Posted by ブクログ 2022年11月27日

    はちゃめちゃでやりたい放題、自由奔放。著者の果てしない妄想、想像力にやっとこ追いつき、笑う。表現が独特で発想が豊か。らも作品は下ネタ多いが気分が軽くなるので再読します。

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    Posted by ブクログ 2014年08月23日

    【本の内容】
    何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。

    勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。

    TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。

    次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。

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    Posted by ブクログ 2013年08月12日

    ラリってる最中頭の中に浮かんできた事を書いたという小説ですが、
    ラリって乍らのこの面白さ。日常のリアリティさ。
    切なさ。辛さ。背徳感。
    バース君。
    他人の脳ミソを指先でなぞって行く様な気持ちで、
    一気に読んでしまいました。
    ネタは此れまでの他のエッセイや対談集でも出て来るものと被りますが、
    何度聞い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月07日

    「頭の中がカユいんだ」「東住吉のぶっこわし屋」「私が一番モテた日」「クェ・ジュ島の夜、聖路加病院の朝」が読めます。

    ラモさんはこの本が一番すきなんだってさ。
    なんか分かる気がした。
    表題作の無軌道さのヒリヒリ感はギリギリ青春をもってる。
    これは圧倒的に切なくて悲しい。
    けど、私も好き。
    家に残して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月11日

    中島らも短編集。

    ラリりながら4~5日で書いた(本人談)というだけあって、とにかく勢いがある。ハチャメチャで面白い。
    サラリーマン時代のノンフィクションとのことだが、飲酒と睡眠薬と妄想によって、不思議でノスタルジーでジャンキーな雰囲気が全体に漂っている。

    新世界の立ち飲み・・。行ってみたい!(笑...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月14日

    らもworld炸裂!
    言葉の羅列がユニーク。内容も面白いんだけど、よくこんな言い回しを思いつくな~と言葉のhow to useに感心してしまう本でした。

    0

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