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Posted by ブクログ 2020年10月10日
池波正太郎(1923-1990)も没後三十年。時蠅は矢を好む。短篇集『仇討ち』の登場であります。テエマはそのものずばり「仇討ち」。
日本人は曽我兄弟の仇討(1193)や鍵屋辻の決闘(1634)、さらには忠臣蔵・赤穂事件(1703)など、仇討物語が好きであると言はれてゐますが、本当の所は分かりませ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月23日
短編小説で気楽に読めた。仇討ちというテーマだけど、そんなにどろどろ生臭い感じはしないので、よかった。
仇討ちを題材に全部違う構成、展開の話になっているので面白い。
それにしても仇討ちというシステムは恐ろしい。もし自分が親を殺されたとしたら、自分の足でその犯人を探して、首をとってこなければ地元に帰るこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
短編の中でも仇討ちにテーマを絞ったもの。池波流の見事な切り口でまとめられている。
しかし、このテーマだけで一冊できてしまうとはさすが。読後感もいいんですよね。
テレビの時代劇も、最後のお定まりのあれ、がなくっちゃ〜。ってところがあると思うんだけど、池波小説はえ?と裏切られても読後感はいいんですよね。...続きを読む
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