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Posted by ブクログ
殺人などを扱う花形部署とはちがって、地味な部署の
生活安全特捜隊。風俗や環境犯罪など派手さがない
事件を担当する部署だけど、たぶん一般庶民の私たちに
関わりあいが多く、私たちが比較的相談しやすい部署
だと思います。凶悪犯罪者の心理より私たち庶民の
気持ちに近い存在だと思いますので、警察内部の
縄張り争いとか手柄の取り合いとか大変でしょうけど、
クサらず仕事をして欲しいです。
手がけた事件は地味でも、どこかでその情報が生きる
かもしれない。直接の手柄にはならないけど、
持ってる情報が解決の鍵になったのなら「アシスト賞」
みたいなご褒美つけて、それぞれの部署の連携が
よくなればいいなと思います(もうあるのかな?)。
Posted by ブクログ
ゴミ屋敷、下着泥棒、散骨、年賀状の未配達などなど、はじめは些細と思われた事件が大きなものへとつながっていく。
この作品からは、事なかれ主義の上司のもと、「生活安全特捜隊」の班長となった結城を中心とする班の捜査への執念が匂いたってきて、連作モノだがなかなか読みごたえはある。
ただ、結末がすっきり終結せず、何か置いてきぼりにされたような想いを残す作品もあったが。
それと、結城だが、部下がヘマすると、自分に責任が降りかかるのではと、オロオロしたり、他の部署に嫌味を言われ、頭に血を上らせたりと、成長過程にある、なかなか人間臭いところを見せてくれている。
Posted by ブクログ
たぶん結城は勘の働く優秀な刑事なのだろう。
犯罪を摘発するのに一課も生安もない・・・というのも理解できる。
だが、どうも結城の言い分が意固地なような気がしてならない。
一課への敵愾心が、物語のここあそこに滲み出ている。
だからこそ、リアル感のある物語だともいえるのだけれど。
そんなものどうでもいいだろう。
他の警察官が見過ごしてしまいがちなことに、結城の嗅覚は働く。
埋められていた年賀状しかり、ゴミ屋敷に投げ込まれるキャベツしかり。
そのくせ、部下の不始末の尻拭いをさせられるのでは?と怯えたり腹を立てたりと、妙に人間臭いところもある。
配属された「生安部」としての捜査。
ときに、それは他の部署からすれば行き過ぎに見えてしまうが、意に介さずに突っ走っていく。
結城の強みはそれをやってしまう行動力にあるのかもしれない。
上司の叱責を受けないように抜け道を探りながらの捜査は、なかなか面白かった。
結城というキャラクターはあまり好きにはなれなかったけれど。
Posted by ブクログ
「BOOK」データベースより)
“生活安全特捜隊”―風俗から環境犯罪まで、あらゆる事案を追う警視庁生活安全部の特別捜査隊である。入庁以来、第一線の刑事への夢を抱き続けていた結城公一警部は、40歳を迎えた年にその“生特隊”の班長に任命される。捜査一課をはじめとする花形部署から軽んじられる生特隊だが、結城は個性豊かな部下たちにサポートされて果敢に難事件に挑んでいく。犯罪捜査を新たな視点で描く警察小説。
結構猪突猛進な主人公ででも実はちょっと小心者。愛想の有る小説ではないので結構硬派で親しみの湧くキャラでは無いです。限られた権限の中で目一杯働いているのですが、突っ走ってしまうタイプなので見ていて「いつか盛大なミスをしそう」と思わせる部分があります。
カタルシスは無いですが、警察小説の小品としては悪くないと思います。
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