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Posted by ブクログ 2021年08月27日
あらすじ
1936年(昭和11年)秋から1941年(昭和16年)
春までの大阪の旧家を舞台に、4姉妹の日常生活の悲喜こもごもを綴った作品。阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月23日
随分前から積読してあった本です。
何度も途中で挫折してこれは大人になったら面白さがわかる本なのか(十分大人なんですが)と思ったら『世界は文学でできている』で楊逸さんが中高生にお薦めしていたので、慌てて読んでみました。
読んでいるうちに、だんだん面白くなってきて、読むスピードが上がっていきました。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月06日
上流の家系に生まれた4姉妹の物語。
上から鶴子、幸子、雪子、妙子で、主に次女の幸子視点で語られる。
三女の雪子が齢30にしていまだ未婚であり、家族のつてで縁談(お見合い?)を組んではいるものの、なかなかまとまらずにいる。
雪子は無事に嫁げるのか?が物語の主軸でしょうか?
雪子は家族や姪っ子とは快活...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月15日
鶴子、幸子、雪子、妙子
の4姉妹の話
格式高い家柄だった蒔岡家が衰退していく中でのドタバタ劇
みたいな
雪子の子どもの頃まではある程度豪華な暮らしができていたけど妙子はその暮らしを知らないという背景がある
題名から雪子メインかなと思いきや、案外妙子が1番話題になっていたような
あと、幸子の夫の貞...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月07日
谷崎潤一郎の代表作。名家に暮らす4姉妹の物語。
厳格でテキパキとしている長女鶴子、常に妹達を温かく見守る次女幸子、縁談がまとまらないけれども、焦る様子のなくお淑やかな三女雪子、恋愛も私生活も行動派な四女妙子。
それぞれにチャーミングな部分があり、姉妹達の会話にはものすごく品があり、心の温かくなる一冊...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月12日
初めて読んだ高校生時代、特に読書が好きでもなかった自分がかなりな長編にも関わらず夜更かしして読みふけった。数十年ぶりに読み返してみたけど、相変わらず魅了された。それぞれに個性の違う4人姉妹の一人一人をみずみずしく描いているところに、谷崎潤一郎の女性へ向ける愛情を感じる。また、庭の緑や天候など、身近な...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月29日
上中下の3冊で、中の途中で挫折しそうになったが、なんとか持ち直して最後まで読むことができた。
4人姉妹の主に次女の視点を中心に、三女の結婚への道のりと四女の恋愛と自立が季節の移り変わりとともに語られる。女の生活の色々(家庭のゴタゴタからお洒落、人付き合いその他)が女の視点からうまく語られているのだが...続きを読む
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