ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

デンマーク国王が急逝。王子ハムレットが喪に服すなか、父の弟すなわち彼の叔父は早々に母を娶り、王権を引き継いでしまう。ある日、悲嘆に沈む彼の前に父王の亡霊が現れ、自分が弟に暗殺されたことを告げる。復讐を誓ったハムレットは苦悩を重ねながらも、徐々にその実現に近づくに見えたが、しかし、叔父は彼に対しさらなる姦計を仕掛けていた……。シェイクスピア戯曲の真髄を画期的な訳文で現代に甦らせた永遠の名著。訳者自身による詳細を極めた脚注を付す。

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ハムレット ――シェイクスピア全集(1) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年06月29日

    村岡和子の訳である。シェークスピア全集を全て発行したと新聞に掲載されていた。蜷川のハムレットの脚本もこれを原本にしている、と書いている。
     訳はとてもこなれている。関ヶ原の戦いと同じ時代に書いている。だから現代の英語表記と異なり、日本での古文書を読むつもりで原文を読まねばならない苦労を考えると、この...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月19日

    シェイクスピアの翻訳のなかではちくま文庫の松岡和子訳がいちばん読みやすいと思う。言葉遊びなどの解説もありがたい。

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    Posted by ブクログ 2018年01月13日

    やはりハムレットがシェイクスピアの最高傑作なんだろう、そう思わせる作品だった。
    内容はかなり不思議で理解しがたい部分があり色々と想像することが必要。
    巻末の解説が充実している。

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    Posted by ブクログ 2017年03月25日

    とても有名な作品だけど「シェイクスピアの四大悲劇」「デンマークの復讐劇」「to be or not ti be」ぐらいしか知らなかった。ので読みました。
    こんなにたくさんの人が死ぬんだねぇ。死ななくてもいい人まで死んで、それがそのあとの伏線かなぁ、と思ったら、やっぱりそうで。セリフは詩的で難解。でも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月24日

    言わずと知れたシェイクスピア、4大悲劇のひとつ。改めて読むと多様な読みをしたくなるハムレットの懐の深さがわかる。全てのセリフが重要で意味がある。それでいてグイグイ読ませる。シェイクスピアの他の作品と比べても完成度は段違いで最高傑作のひとつだろう。マクベス、リア王も再読したくなる。

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    Posted by ブクログ 2013年04月14日

    小説家を志す以上、ジャンルは違えど世界でもっとも偉大な作家の作品を読まないわけにはゆかないだろう。そういうわけで、シェイクスピア作品を順次読んでゆこうと考えているのだが、そのトップ・バッターがこの『ハムレット』。以前英語の授業のサブテキストとして、ちょっとだけ読んだことがあるのだが、日本語の文章とし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月09日

    シェイクスピアってまじですごいんだと痛感した一冊。そしてハムレットが名作といわれる所以も分かった気がする。でも、気がしているだけだ。この作品を完璧に分かる日なんて絶対に来ない。それが、「ハムレット」が面白いところでもある。

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    Posted by ブクログ 2023年08月14日

    『オセロー』『リア王』『マクベス』と共にウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇を構成する。ハムレットは父王の急死と母親の再婚を受け入れられなかった。そこに父の霊魂が現れた。彼の心の中には、父王の死の真相と母親の行動に対する混乱と怒りが渦巻いている。権力、倫理、復讐、狂気などのテーマを扱っており、文学史...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月24日

    とても読みやすく、物語の流れも分かりやすい。シェイクスピアといえば多くの登場人物に、複雑な人間模様……という感じだが、その源流こそ見えども登場人物たちの動きが(他のシェイクスピア作品と比較して)認識に容易いな、という印象。

    主人公ハムレットは、父王を殺し、父王の妻(ハムレットにとっての母、そして女...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月03日

    ロンドンとのフライトで一気に読んだ。
    To be, or not to be, that is the question. は至極名言だと感じた。ハムレットの発した言葉の解釈が多様であるように、ハムレットは正気だったのか否かなど読み方は幾通りもある。

    現代でも同じ人間の振る舞い方の解釈は時と場合で...続きを読む

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