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江戸の町医者の内弟子だった啓順は、師匠にたてつき破門。博奕場に出入りするようになったころ、浄瑠璃語りの娘と男が殺される。殺された男の父親、江戸の顔役・聖天松と悶着があった啓順に殺しの疑いがかかってしまう。聖天松の追っ手から逃れつつ、疑いを晴らすべく、真犯人を探す義理と人情の時代小説。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
何故かこの方の作品は全て面白くて悉くハマってしまう・・。 話は勿論。人物も魅力的で、十兵衛といい半次といい、この方の書かれる主人公の性格がツボなのです・・・(笑) ちなみに啓順も好き。この作品も続編が出てます。
医者が凶状持ちになって逃げ回ると言う一寸変わった設定です。 秩父、甲府、三島、下田と関東を逃げ回りながらの治療の旅は続きます。なかなか地方の雰囲気がよく出ているように思えます。また、生薬の配合など、かなり凝った内容になっていて、良く下調べされていることが伺えます。 佐藤さんは飛びぬけた作品は見か...続きを読むけませんが、「物書同心シリーズ」など質の高い娯楽作品を多く書かれています。この作品も、佐藤さんらしい安定感のある作品でした。
目次 ・立場茶屋の女 ・牢番の正体 ・頼朝街道 ・下田の旅芸人 ・波浮の湊 ・伊三郎の声 ・江戸の一日 ・消えた証拠人 凶状持ちとして、人目を忍ぶ旅を続ける啓順。 覚えのない殺人の下手人にされてしまったのには、わけがある。 しかし、なぜ。 無宿の渡世人と言えば木枯らし紋次郎。 「あっしには関わり...続きを読むのないことでござんす」←古い? 啓順もできれば誰にも関わらず、ひっそりと身を隠していたいのだが、なぜか啓順のいくところ、病人やけが人が出てしまうのである。 啓順はかつて、江戸で有名な町医者の内弟子だった。 素人離れした薬の調合からいつも居場所が追っ手にばれてしまい、間一髪で切り抜ける。 そんな短編集。 ワンパターンと言えばワンパターンだが、誰が啓順を陥れたのか。 殺人事件の本当の下手人は誰か。 ロードムービーのように次々と変わる舞台。 少しだけ真実が明らかになったところで、いったん話は終了。 まるでテレビの連続ドラマのように、いいところで「つづく」。 これはやめられない。 読み始めてからシリーズものだと知ったけど、これは読むでしょ。 それにしても聖天松の機動力はすごい。 伊豆大島に逃げても、石巻に逃げても、啓順を捕まえるための網を張っている。 すごい執念と財力。 啓順が無実を証明できない限りずっと追われるづけることになるけれど、さて、どう決着をつけるのだろう。
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佐藤雅美
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